出版社内容情報
うわべは穏やかで人当たりも柔らかい。なのに、家では横暴になる人。
上に対しては平身低頭だが、下に対しては横柄で、暴言を吐く人。
他人を傷つけても、あたかも自分が被害者であるかのように振る舞う人。
子どもを罵倒し人格を否定する、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力を振るう人。
どれだけ厳しく叱責しても、どんな暴言を吐いても、「反撃してこない人(=ターゲット)」を探し、思い通りに支配しようとする。
自分のやり方を押しつける。精神的に追い込んでしまう。
誹謗中傷、嫌がらせ、ハラスメント、毒親……
不満と怒りの矛先を「無関係の弱い相手」にぶつける人の心理構造を解き明かす。複雑な人間関係に悩む現代人必読の書!
※本作品は小社より2019年1月に刊行された作品を文庫化したものです。
内容説明
うわべは穏やかで人当たりも柔らかい。なのに、家では横暴になる人。上に対しては平身低頭だが、下に対しては横柄で、暴言を吐く人。他人を傷つけても、あたかも自分が被害者であるかのように振舞う人。子どもを罵倒し人格を否定する、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力を振るう人。どれだけ厳しく叱責しても、どんな暴言を吐いても、「反撃してこない人」を探し、思い通りに支配しようとする。自分のやり方を押しつける。精神的に追い込んでしまう。不満の矛先を「無関係の弱い相手」にぶつける人の心理構造を解き明かす。複雑な人間関係に悩む現代人必読の書!
目次
第1部 攻撃性を置き換えてしまう人(「攻撃性の置き換え」とは;攻撃的になる人の心理;関係の貧困が生む問題;自責のややこしさ;意図が見えにくい攻撃;標的にならないためには)
第2部 トランスフォームする人(「過去に囚われる」とは;人生で戦うべき戦場;私固有の人生をつくる)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
社会心理学者。1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。早稲田大学名誉教授。元ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。日本精神衛生学会顧問。ニッポン放送「テレフォン人生相談」のパーソナリティを半世紀以上にわたり務めている。2009年、東京都功労者表彰を受賞。2016年、瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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