内容説明
イタリア料理は食材の料理だといわれる。気候に恵まれたイタリアには豊かな食材が数多くあるので、それに簡単に手を加えるだけで、美味しい料理となる。食材の香りや味わいがそのままお皿に残るのだ。シンプルであるがゆえにごまかしがきかない。ローマ、トスカーナ、ピエモンテ、シチリア、ヴェネト、エミリア―地方色豊かな食とマンマの愛情たっぷりの料理、心温かな人たちと出会うひと皿の旅。イタリアグルメガイド『ガンベロ・ロッソ・レストランガイド』の覆面調査員を務めた愛あるエピソードも。
目次
第1章 「個室」のないレストラン ローマ
第2章 “シンプル”と“わかりやすさ”の魅力 トスカーナ
第3章 幸せの記憶を呼び覚ますラザーニャ エミリア
第4章 人々の知恵が詰まった奥深い一皿 ヴェネト
第5章 地味だが一度行ったら離れられない ピエモンテ
第6章 地中海文明と食をたどる シチリア
第7章 頑なさと美食 サルデーニャ
第8章 リストランテの向こう側
著者等紹介
宮嶋勲[ミヤジマイサオ]
ジャーナリスト。1959年京都生まれ。東京大学経済学部卒業。1983年から1989年ローマの新聞社に勤務。以後、1年の3分の1をイタリアで過ごし、ワインと食について執筆活動を行う。2004年から10年間『エスプレッソ・イタリアワイン・ガイド』の試飲スタッフ、『ガンベロ・ロッソ・レストランガイド』執筆スタッフを務める。現在『ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド』日本語版責任者。BSフジ「イタリア極上ワイン紀行」の企画、監修、出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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