内容説明
大企業の営業職で働くシングルマザーの著者だったが、いつからか聞こえ出した「あなたの人生これでいいの?」という心の声が止まらない。そんな30歳の頃、リフレッシュのため息子と旅したルワンダで「ここに引っ越そう」と決めたときから怒濤の日々が始まった。ほぼ廃墟からのお店作り、子どもの預け先探し、「レシピ」の意識がないシェフ、そしてお客様第一号は泥棒!?“常識”が通用しない日々に発狂寸前になりながらも、息子やたくましく生きるルワンダの人々に背中を押されて奮闘する姿を描く傑作ノンフィクション。
目次
第1章 開店準備は珍事の連続(アフリカでタイ料理屋を開くのだ;廃墟とケニア人エリック ほか)
第2章 珍事は続くよ、どこまでも(はじまりは珍客から;何をそんなにお急ぎで? ほか)
第3章 貧しいって、ツラいよ(起こさねばならない奇跡;スロー・ラーナー ほか)
第4章 歩き続ける(慈善事業じゃないんだよ;もう、店なんてやめる ほか)
第5章 2020年、春(新型コロナ、ルワンダ上陸;帰るか、残るか ほか)
著者等紹介
唐渡千紗[カラトチサ]
1984年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、株式会社リクルートに就職、人材事業に従事。30歳で退職し、当時5歳の息子を連れてルワンダへ移住。日本とは全く異なる環境でゼロからタイ料理屋ASIAN KITCHENを立ち上げ、8年間経営ののち売却。その間、スペイン人との間に一女をもうける。2024年現在、ルワンダで培った英語コミュニケーション術とカナダ仕込みの発音メソッドを組み合わせた英語コーチとして、日本を拠点に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遙
ミワ
コピスス
はなの飼い主
まめ