だいわ文庫<br> 紛争から読む世界史―あの国の大問題を日本人は知らない

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

だいわ文庫
紛争から読む世界史―あの国の大問題を日本人は知らない

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年05月30日 07時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479320975
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0122

出版社内容情報

「受験世界史に荒巻あり!」といわれる東進ハイスクール超実力人気講師が、世界で起きている紛争問題の『なぜ』と『流れ』を徹底解説!
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、収束が見えないガザ情勢、アジア緊張の火種、アフリカの内戦の歴史と現在、インドにおけるヒンドゥー・ナショナリズム、歴史修正主義などが絡みあいながら活発化している歴史認識論争、ポピュリズムの台頭(ポピュリスト・モーメント)……世界の「紛争地図」から、面白いほどいろんなことが見えてくる! ニュースの背景が深く理解できる一冊!

◎ヨーロッパ列強が勝手に線を引いて決めた「国境」に翻弄される人々
◎「ソ連崩壊」で始まった東欧諸国の新たな国づくり。対立の根源は?
◎イスラエルはどんな国? ゼロから「パレスチナ問題」をおさらい
◎断続的に続く、アイデンティティを巡る争い。歴史認識紛争の起源
◎拡散する権威主義、後退する民主主義。世界はどこに向かうのか?

……紛争の背景にある各地域の特徴や複雑に絡み合う各国の思惑、現在進行形の重要問題をコンパクトに学べて、国際情勢の解像度が上がる! 今、世界で起こっている事象を理解するための第一歩!

内容説明

ウクライナ侵攻、ガザ戦闘、歴史認識問題、陰謀論…「なぜ」と「流れ」をイッキ読み。ニュースの読み方が学べる。本当の論点が見えてくる。超実力人気講師だから書けた、これだけは知っておきたい世界情勢。ここが日本人の知的弱点!

目次

第1章 世界大戦から世界内戦へ(主権国家体制の成立;環大西洋革命とナショナリズムの登場 ほか)
第2章 植民地独立の光と影(アフリカの紛争;東南アジアの紛争;南アジアの紛争;日本が抱える3つの問題)
第3章 帝国解体の余波(オーストリア=ハンガリー二重帝国の崩壊;ソヴィエト帝国の崩壊;オスマン帝国の崩壊;解体しない中華帝国)
第4章 ヨーロッパにおける歴史認識紛争(バルト三国の歴史認識をめぐる問題;オーストリアの歴史認識をめぐる問題;イタリアの歴史認識をめぐる問題;フランスの歴史認識をめぐる問題;ドイツの歴史認識をめぐる問題)
第5章 「民主主義」対「権威主義」(民主化の3つの波;カラー(色)革命 ほか)

著者等紹介

荒巻豊志[アラマキトヨシ]
1964年福岡県生まれ。1988年東京学芸大学卒業、1990年松下政経塾卒塾。現在は東進ハイスクールで「東大世界史」を担当し、「受験世界史に荒巻あり」といわれる超実力人気講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ

5
紛争を理解するには、現在のことだけではなく過去からの流れを通して知らなければ理解することはできない。予備校講師らしく、地図をふんだんに使って過去の流れを整理することができる。2025/04/08

於千代

3
思ったよりも良い本だった。世界各地の紛争の背景にある歴史的経緯を、簡潔かつ分かりやすくまとめている。 当然この一冊ですべてを理解できるわけではないが、各地域ごとに手に取りやすい参考文献が紹介されており、気になった地域についてさらに深掘りできるようになっているのが親切。 「とりあえず世界の紛争について知りたい」という人が、最初に手に取る本としてとても良いと思う。2025/04/26

Shigenori

3
『欧米では中国内の人権問題といえば、内モンゴル、チベット以上にこの新疆ウイグル自治区のことが取り沙汰されます。それはウイグル人は世界の各地にいて欧米諸国の政府へのロビー活動が活発だからです。』ウクライナやイスラエルはもちろん、アフリカ、アジア、ヨーロッパ各地に未だ存在する様々な紛争の歴史をまとめたもの。そりゃいくらなんでもまとめ過ぎでしょ、という部分も見受けられるが、全世界の紛争を文庫一冊でと考えれば十分納得の内容。「おわりに」にも書かれている通り、より深く広く歴史を学ぶきっかけとして、うってつけの一冊。2024/09/29

青と緑

2
あまりに激動な昨今の世界情勢を目の当たりにして、どうしてこんなことになっているのか知りたいという気持ちが強く、この本も手にとってみた。まさに今読むべき本だった。国民国家を建設するためには、共通の記憶としての「歴史」が必要。そのために国や時代によって歴史は修正されたり忘却されたりもする。しかし実際は、世界で起こっていることに「こうだからこう」と分かりやすいストーリーをつけることなんてできない。複雑なパズルのようなものだ。そのことをしっかり認識し、日本や世界の動きを見ていかなければならないと思わされた。2025/02/26

バツ丸

2
★★★★☆。東進HSの講師として著名な人物による「紛争」を通して読み解く世界史通史。著者の出自やかわいい表紙から簡易な入門書かと思いきや、浅く広くはあるが、非常に丁寧に且つ気持ちの入った解説満載の重厚骨太な内容に圧倒される。今は過去から繋っているし、人の活動や文化には各々意味がある。今までに生じた紛争や現在の国家民族対立の根幹が良く理解できる。これらの殆どの問題が帝国主義国による支配に端を発していることに怒りしかない。全体通して著者の怒りや嘆きが強く伝わってくることが、類書との決定的な違いであり美点。見事2024/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22044297
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品