出版社内容情報
「受験世界史に荒巻あり!」といわれる東進ハイスクール超実力人気講師が、世界で起きている紛争問題の『なぜ』と『流れ』を徹底解説!
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、収束が見えないガザ情勢、アジア緊張の火種、アフリカの内戦の歴史と現在、インドにおけるヒンドゥー・ナショナリズム、歴史修正主義などが絡みあいながら活発化している歴史認識論争、ポピュリズムの台頭(ポピュリスト・モーメント)……世界の「紛争地図」から、面白いほどいろんなことが見えてくる! ニュースの背景が深く理解できる一冊!
◎ヨーロッパ列強が勝手に線を引いて決めた「国境」に翻弄される人々
◎「ソ連崩壊」で始まった東欧諸国の新たな国づくり。対立の根源は?
◎イスラエルはどんな国? ゼロから「パレスチナ問題」をおさらい
◎断続的に続く、アイデンティティを巡る争い。歴史認識紛争の起源
◎拡散する権威主義、後退する民主主義。世界はどこに向かうのか?
……紛争の背景にある各地域の特徴や複雑に絡み合う各国の思惑、現在進行形の重要問題をコンパクトに学べて、国際情勢の解像度が上がる! 今、世界で起こっている事象を理解するための第一歩!
内容説明
ウクライナ侵攻、ガザ戦闘、歴史認識問題、陰謀論…「なぜ」と「流れ」をイッキ読み。ニュースの読み方が学べる。本当の論点が見えてくる。超実力人気講師だから書けた、これだけは知っておきたい世界情勢。ここが日本人の知的弱点!
目次
第1章 世界大戦から世界内戦へ(主権国家体制の成立;環大西洋革命とナショナリズムの登場 ほか)
第2章 植民地独立の光と影(アフリカの紛争;東南アジアの紛争;南アジアの紛争;日本が抱える3つの問題)
第3章 帝国解体の余波(オーストリア=ハンガリー二重帝国の崩壊;ソヴィエト帝国の崩壊;オスマン帝国の崩壊;解体しない中華帝国)
第4章 ヨーロッパにおける歴史認識紛争(バルト三国の歴史認識をめぐる問題;オーストリアの歴史認識をめぐる問題;イタリアの歴史認識をめぐる問題;フランスの歴史認識をめぐる問題;ドイツの歴史認識をめぐる問題)
第5章 「民主主義」対「権威主義」(民主化の3つの波;カラー(色)革命 ほか)
著者等紹介
荒巻豊志[アラマキトヨシ]
1964年福岡県生まれ。1988年東京学芸大学卒業、1990年松下政経塾卒塾。現在は東進ハイスクールで「東大世界史」を担当し、「受験世界史に荒巻あり」といわれる超実力人気講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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