内容説明
毎年のように訪れている北欧の国々―フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド(エストニアもちょっとだけ)。建築、デザイン、ダンスをきっかけに始まった旅がいつしか北欧の味やファッションにも魅せられ、街歩きから島へ、森へと旅する場所も広がっていく。名物イベントで夏のスウェーデン人を観察、デンマークの“母”の家で過ごす時間、フィンランドじゃない国でサウナに目覚めた話。ノルウェー人いい人伝説、自分史上最高のシナモンロール体験など、ちょっとディープな北欧の旅。
目次
第1章 わたしの北欧の歩き方(青空がまぶしすぎる;トラムの町へ ほか)
第2章 やっぱり家が好き(巨匠の家に暮らしたい;北欧インテリアの時間旅行 ほか)
第3章 北欧を食べる(シナモンロールで朝食を;北欧はおいしい、の始まり ほか)
第4章 森とか島とか自然とか(スウェーデンのサウナを知ってるかい;北欧で、島めぐり ほか)
第5章 人と暮らしとおしゃべりと(ハグに見る北欧の国民性;蚤の市、値切っていいのか問題 ほか)
著者等紹介
森百合子[モリユリコ]
ライター、エッセイスト。北欧で取材を重ね、旅や暮らし、インテリア、映画を中心に執筆。メディア出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遙
15
すっごくすっごく面白くてどっぷり浸って読んでしまいました。いいなぁ北欧。憧れの北欧。 北欧の巨匠アアルトの自邸見学、ガムラスタンにあるホステル[栗の木]に泊まる話、北欧の美術館、蚤の市、シナモンロール・・・北欧人ならぬ北欧マニアの著者さんだからこそ書ける北欧の魅力がいっぱい詰まってます。 胸踊る理想や好奇心で、ワクワク楽しく読めました。 すっかりファン。この方の他のエッセイも読みたい! 想像だけでこんな感じにしたいとか、こんな場所に行きたいとか考えてみて突き詰めると、多分そこ北欧だよってなる2024/03/15
はるき
14
行きたい行きたいと言うばかりの私。北欧への夢は、未だに夢のままです(^_^;) なにせ遠い…。いやでも、遠いからこその憧れでもあるな。2024/03/23
マッケンジー
3
著者が毎年行っているという北欧をテーマにしたエッセイ。群ようこさん『かもめ食堂』の影響で北欧に興味を持ち、それで手にした本。北欧と聞いて連想するのは「シナモンロール」「ムーミン」「食器」「IKEA」だけなのを心から反省します。北欧についてもっと深く知りたい。2024/03/09