だいわ文庫<br> 自分は死なないと思っているヒトへ

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

だいわ文庫
自分は死なないと思っているヒトへ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年11月12日 05時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479320722
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

数値化できないものまで数字で示し、明瞭な目的に向かって、できるだけ合理的、効率的、経済的に生きる現代人。物事を「頭」で促えれば促えるほど、「生」の実感からは遠ざかる。現実を直視し、よりよく生きるために本当に必要なものはなにか?わたしたちをがんじがらめにする社会の仕組みに切り込む。

目次

第1章 愚かになる人間(「極楽」に生きる;「世間」を出る)
第2章 肥大する現在(「時間」病;「知」の毒)
第3章 カチンカチンの世界(「自分」知らず;「生死」のブラックボックス)
第4章 手入れの思想(「世界」の行きつくところ;「日本人」の生き方)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、鎌倉市生まれ。1962年に東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

わ!

4
かなりの昔、私がまだ社会人になって間もない頃に「唯脳論」を読んで「ガツン」とやられてから、定期的に養老さん本を読むことが癖になってしまった。ハレとケの例えでは無いけれど、しばらく生活していると、調子に乗って世の中の「理」を忘れてしまうのであるが、再び養老さんを読むことによって、再びガツン…を思い出して、道を逸れずに歩けている(と思う)。この本は世紀末あたりのノリノリだった養老さんの講演を本にしたもので、三つの講演がおさめられている。だから話が繰り返しになるところも多いのだが、それだけ印象には強く残る。2024/04/02

Asakura Arata

3
都市化が先生の重要なワード。自然をゼロにするには、究極的には人間の意識を取り出し、意識だけの世界を作らないとだな。そのような未来は、多分ディストピアになることは間違い無いだろう。2024/01/28

どん

1
1994年から2000年までの講演録をまとめた本。 いろいろな場で講演されているので、同じ話が何度も出てくるが、繰り返し読み、思い出すことで著者の考え方がよくわかってくる。昆虫採集の話、なぜ解剖なのか、里山の手入れ、都市化、複雑系は日本の社会、文化。日本人の特異性も理解できる。2025/09/25

Mマジパン

1
養老先生の講演集。東大医学部退官直後のものだから30年前になるが、あとがきで書かれているように基本的に今も考えは変わっていない。永年人間の死体とかかわってきて、人の「死」というものを想い、その後に「生きること」を考えるという普通の人とは逆の経験から出てくる叡智は本当に傾聴に値する。もう一つ、昔の自然豊かな鎌倉に生まれて少年時代に明け暮れた昆虫採集が老年に至っても一つの生きがいになっていること、そして、そこから生まれた「手入れ」の思想なども、何度も書かれていたことだが心に響く。2025/01/22

はな

1
自己が強いことは、豊かだか、自分 との乖離がより大きい。確かに。 建設的視点、死を考えずにつくられた団地。 なるほど。 半分くらいは読み砕けていないのだけど、なんとなく自分の無意識な本能が何か探りながら進む。 でも言語化ができない。。 言葉は停止して残るもの。 言葉にすることには責任もたなければと思うものの忘れる。 コントロールでなく、手入れ。 2023/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21658135
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品