だいわ文庫<br> おいしいアンソロジー ビール―今日もゴクゴク、喉がなる

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だいわ文庫
おいしいアンソロジー ビール―今日もゴクゴク、喉がなる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479320623
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大好評、「おいしいアンソロジー」シリーズの最新作

44人の作家陣による、ビールにまつわるエッセイ集。家でのくつろぎのひとときや、新幹線や飛行機での移動中に読みたい一冊です。

《執筆者一覧》※50音順

赤塚不二夫/阿川佐和子/阿川弘/石堂淑朗/伊藤晴雨/伊藤比呂美/岩城宏之/内田百閒/遠藤周作/大竹聡/長田弘/小沼丹/恩田陸/開高健/角田光代/川上弘美/川本三郎/北大路公子/北大路魯山人/久住昌之/小泉武夫/坂口謹一郎/佐多稲子/椎名誠/獅子文六/東海林さだお/辰巳浜子/立松和平/田中小実昌/種村季弘/千野栄一/永井龍男/中島らも/平松洋子/星新一/村松友視/村上春樹/森茉莉/矢口純/山口瞳/夢野久作/吉田健一/吉田直哉/吉村昭

内容説明

ビールと聞くだけで、喉がなる。幸せな気持ちになる。真夏の日本でカラカラになった体に流し込むビール。世界各国を旅して搾りたてを楽しむクラフトビール。こだわりの注ぎ方で泡まで楽しむ瓶ビール。ほろ苦い出会いから始まり、いつしか人生の友になるビール。古今東西の作家がつづった44篇の珠玉のビールアンソロジーです。

目次

妻に似ている(川上弘美)
とりあえずビール(阿川佐和子)
ブルー・リボン・ビールのある光景(村上春樹)
炎天のビール(山口瞳)
ピルゼン(吉田健一)
駅前食堂のビール(川本三郎)
列車でビール 長旅には酒器を連れて(恩田陸)
もうしわけない味(平松洋子)
ビールのおつまみ(辰巳浜子)
ビールの話(岩城宏之)
タンタルス(上)(内田百〓)
あの日に帰りたいビール腹おじさん(大竹聡)
生のモンダイ(椎名誠)
ビールの味と味わい(村松友〓)
ビール雑話(阿川弘之)
ビールが人を殺した話(伊藤晴雨)
「泡はビールなりや否や」事件(坂口謹一郎)
ビール(星新一)
不味いビール(小泉武夫)
独逸と麦酒(森茉莉)
地ビール(種村季弘)
涙を流した夜(北大路公子)
ピルゼンのピルゼン(開高健)
ビールへのこだわり(千野栄一)
生ビールへの道(東海林さだお)
九月の焼きそビール(久住昌之)
倫敦のパブ(小沼丹)
ビールの泡(田中小実昌)
気がつけば枝豆(角田光代)
お酒のにおいをよこすのだ! 天才バカボンより(赤塚不二夫)
ネパールのビール(吉田直哉)
私の酒歴書 スプーン一杯のビール(立松和平)
ストリップとビヤホール(石堂淑朗)
ビール会社征伐(夢野久作)
ニガし/やっぱりニガし(伊藤比呂美)
酒徒交伝(抄)(永井龍男)
ビールの話 らものらっぱ呑み(中島らも)
ビールを、もっとビールを(矢口純)
酒少々の私のたのしみ(佐多稲子)
ビールと女(獅子文六)
デンマークのビール(北大路魯山人)
しずかなる決闘(遠藤周作)
生ビール(吉村昭)
ビールは小瓶で(長田弘)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

269
44名に依る45小編。色々な所から集められている様で、それも楽しいですですけど、各々事情や社会的な背景が変わっていると思うので、何年に執筆されたものなのかは記載が欲しかったですね。それぞれに拘り等も垣間見えるのは良いですね。ビールの注ぎ方について、妹尾河童さん流の説明が2編で語られていました。そしてそれは儂も採用しておる。20年来愛用しているグラスはヨーロッパ仕様(330㎖)でね、日本仕様(350㎖)では入るけどギリギリなのが玉に瑕なの。ビールは日本国の酒税法ではなく、ドイツビール純粋令を採っています。2024/07/05

aoringo

81
ビールにまつわるアンソロジー。44名のショートエッセイは贅沢で、この本をきっかけに小説も読んでみたくなる作家さんもいました。みなさんそれぞれのビール愛を語っていて、冷たいビールが美味しい季節に読めて良かった。2024/06/27

Karl Heintz Schneider

34
いずれ劣らぬ、のんべい作家たちが我こそはとビールのうんちくを語りあかす。左党にはたまらない珠玉の一冊。椎名誠、小泉武夫、開高健、東海林さだお、久住昌之、立松和平、阿川佐和子、平松洋子、恩田陸、角田光代、川上弘美・・・ざっと挙げただけでも強者ぞろい。これ以外にも23人の作家がビールを語り尽くす。ヨーロッパのビール事情について書かれている文章が多い。特にドイツやチェコではその町ごとに醸造所があると言う。たったビールメーカーが、たった4社しかない日本とは規模が違うし、ビールに対する愛情が違う。2023/11/16

ひさか

33
2014年7月PARCO出版刊のものから2編カットし、5編を追加して 2023年7月だいわ文庫刊。ビールをテーマにした44編のアンソロジー。星新一さんのビールというエッセイが楽しい。東京大学農学部農芸化学科のクラス会でビール工場見学に行った時の話で、星さんのする質問が面白い。そのうちどうしてポップを入れたのか?の話になるが、「誰も理由がわからない」で締めくくってあり笑える。また興味深い。この話一つで凄く得した気分になりました。2023/09/27

わんつーろっく

32
どこで誰とどんな会話を交わしながら、何をつまみに、どんなビールを飲んでいたか。44人の作家によるアンソロジー。真夏に読みたかったなと思いつつ、終わらない夏にビールの消費量ばかりが増えた今年の夏。多すぎる?作家陣に、誰かもわからぬまま、どんどん読み進めるのは、味の違いもわからないままビールを喉に流し込むような、無粋な読書をしてしまった😅💦 厳選した材料を使用し〜の宣伝文句に、ならば他のビールはどうでもいい材料を使用しているのか!!と突っ込むお方はあの方でした。2024/10/26

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