内容説明
いつも何かに急かされている気がして、ストレスを感じる。思い切り休みたいけど、のんびりすることに罪悪感がある…。とかく効率化を重視するのが現代社会。時に、そんな気持ちになったとしても、無理はありません。しかし、仏教は、心をおだやかにしたいのなら、なるべく「苦」からは脱したほうがいいとします。お釈迦さまからの「肩の力を抜いて、ホッと一息つけるヒント」を、本書から探してみませんか。読んだ後、「そんな急がなくてもいいんじゃない?」という“心の余裕”が、生まれていることでしょう。
目次
1章 むやみに「急がない」(あなたを急かしているのは「他人」より「自分自身」かも!?;「急がないとダメだ」「ちゃんとしないとダメだ」地獄からそっと抜け出そう ほか)
2章 いちいち「気に病まない」(「迷惑をかけ合う」って案外、大事です;その「うっかり」が、相手への“いい刺激”になるかもしれない ほか)
3章 つい、人に「イライラ」しそうになったら(「こうすべき」を手放すと、世界が広がるよ;つい、他人に「ダメ出し」をしたくなったら、こう考える ほか)
4章 時には「割り切ること」も必要(「人付き合い」も「自分付き合い」も、もっとドライでいい;想定外のアクシデント?「対処法」なんて無数にあるから、大丈夫! ほか)
5章 「無理に白黒つけない」というブッダの智慧(「後悔のない毎日」を過ごす、ちょっとしたコツ;偶然とは、「準備していた人」にだけ訪れるもの ほか)
著者等紹介
名取芳彦[ナトリホウゲン]
1958年、東京都江戸川区小岩生まれ。密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所所長。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。密蔵院写仏講座やご詠歌指導、法話など、幅広いアプローチから布教活動を行っている。YouTube「言いたい放題地蔵」も好評。日常生活で誰もが抱えるふとした悩みやモヤモヤを、仏教の智恵で乗り切るエッセイが人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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