出版社内容情報
とある町の小さなパチンコ店に勤める二十九歳の五郎は、お世辞にも「成功」とは言えない人生を送っている。
また、常連客の宏夢も、なんとなく金を稼ぎ、なんとなく成功を目指しながら「なんでも屋」をしている。
そんな五郎と宏夢のいるパチンコ店に、ある一冊のノートが置かれるようになった。
それは、動物好きの常連客・弓子が作った「里親探しノート」である。
拾われた犬猫の飼い主を見つけることが目的のノートなのだが、
ある日、そのノートに奇妙なことが書かれるのを五郎が見つけた。
「ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?」
この書き込みによって、五郎と宏夢はある事件に巻き込まれると共に、
自分たちは「何のために生きているのか」という問題と向き合うことになる。
その後も、ノートに書かれた不思議な内容により、二人は答えのない問題を一つ一つ解決し、成長していくのだが……。
お金では買えない本当に大切なものを描いた、第一話「鳴かない猫」
血縁よりも深い絆を描いた、第二話「絆のかけら」
悲しみのその先にある再出発を描いた、第三話「透明のスタートライン」
受け入れざるを得ない運命を描いた、第四話「奇跡の赤い糸」
一冊の「里親探しノート」を介して、様々なドラマが繰り広げられていく全四話の物語集。
内容説明
とある町の小さなパチンコ店の前に置かれた一冊の「里親探しノート」。ある日、その店に勤める五郎は、ノートに奇妙なことが書かれているのを見つけた。「ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?」この書き込みによって、五郎と常連客の宏夢はある事件に巻き込まれると共に、答えのない問題と向き合うことになる。人はどうして生まれたのか?何のために生きているのか?成功とは何なのか―。一冊のノートを介して様々なドラマが繰り広げられていく、全四話の心温まる物語集。
著者等紹介
瀧森古都[タキモリコト]
1974年、千葉県市川市生まれ。2001年、作家事務所オフィス・トゥー・ワンに所属。放送作家として「奇跡体験!アンビリバボー」など様々な番組の企画・構成・脚本を手掛ける。2006年、独立。作家、コピーライターとして活動。現在、主に「感動」をテーマとした小説や童話を執筆。ペット看護士・ペットセラピストの資格を保持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mae.dat
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ゆずこ*