出版社内容情報
「和」の大家・隈研吾が、〝負ける建築〟という独自の哲学のルーツを語る。国立競技場だけじゃない、絶対に見るべき「隈建築」入門!
内容説明
日本を代表する建築家・隈研吾、自らの建築哲学のルーツを語る!自らの創作に重要な意味をもった体験。コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求。「石」「竹」「木」「紙」など様々な性質や表情をもつ素材との向き合い方。自己主張の強い建築をよしとせず、その土地の環境、文化と穏やかに調和する建築をつくる設計への姿勢から、“負ける建築”という独自の哲学が浮かび上がる!国内はもとより世界のいたるところで映える「隈作品」案内であると同時に、日本建築史の流れも、この一冊で気軽に学べる!
目次
第1章 大倉山1(境界人;マックス・ウェーバー ほか)
第2章 大倉山2(フレキシブルボード;正方形 ほか)
第3章 田園調布(アーツ・アンド・クラフツ;田園調布幼稚園 ほか)
第4章 大船(イエズス会;身体 ほか)
第5章 サハラ(オイルショック;モダン ほか)
著者等紹介
隈研吾[クマケンゴ]
建築家。1954年、神奈川県生まれ。79年、東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員を経て、90年、隈研究吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、97年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、同年「水/ガラス」でアメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞。2001年「石の美術館」で国際石の建築賞受賞。02年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー国際木の建築賞受賞。10年「根津美術館」で毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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