出版社内容情報
バスタオル、机の引き出し、プリンター、ペン立て、掃除機、収納グッズ、思い出の品――これらすべて人生に不要なモノ。
内容説明
靴は3足、下着は3枚、ペンは2本あればいい!不要なものだらけでうんざりしているあなたへ。乱雑な机は見るたびに一瞬ですが、あなたの元気を奪っていきます。何を捨て、何を残すか―。日常生活を快適にしていく方法をお伝えします。
目次
プロローグ 私もかつては片づけられない人間だった
第1章 仕事編
第2章 日常生活編
第3章 情報編
第4章 趣味嗜好編
第5章 必要十分生活の心得
著者等紹介
たっく[タック]
リサーチャー。富山県生まれ。個人出版の電子書籍版『必要十分生活』、『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門』がKindleストアでベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
18
再読。洗濯機はいらない、靴は3足など納得いかない点はあるけれど、これは自分なりの「必要十分」なルールを決めればよいのだろう。風呂場やトイレは毎日排水口まできれいに掃除するなど、見習いたいけどできていないな。ポイントカードはけっこう処分したつもりだけどまだ残っている。どうしようかな。2021/10/21
baboocon
16
5年ほど前に出た単行本は何度も読んだ。文庫がいつの間にか出ていたことを知り、手に取った。この本の著者はミニマリストとは名乗っていないけれど、身の回りのモノを最小限で暮らす生活の知恵はその走りだと感じた(本書の単行本はちょうど日本のでのミニマリストのインフルエンサー・佐々木典士さんの本と前後して出ていたはず)。さすがに下着3枚はできていないけれど、自分も参考にした点はいくつもある。語り口も飄々として男性ミニマリスト本にありがちな意識高い系のうっとうしさがなく、また折に触れて読み返したい良書。2020/11/22
chie
16
ここまで不要にするのかと、唸らさせられた。常識を考え直すのは訓練だという。常識を改革するためには、もってこいの一冊かもしれない。読後、著者はバスマットはどうしているのだろうかと疑問に思い、もんもんとしている。2020/05/03
びかごん
8
ここまでは物を減らせないけど、物を置かない方が掃除しやすいのは同感。奥様のエリアには口を出さないというのは、とても良いですね。私も片付けしなくては!2022/05/07
まめもち
2
著者の暮らしぶりに共感できるかは別として、大掃除前に読めば刺激を受ける。ローテーションが回ってきてテンションの上がらない服は捨てる、1年使っていない趣味の道具は捨てる等々、至って当然のことなんだけど気づきは多い。 2023/11/23