出版社内容情報
歴史的名画に隠された27の謎を紐解く!西洋美術史の教養が身につく1冊。ゴッホ、レンブラント、ラファエロ、モネ、ルーベンス…巨匠たちが絵に込めたメッセージが読める!
内容説明
ゴッホの筆遣いがうねっている理由とは何!?レンブラントの集団肖像画に潜む秘密とは!?ルノワールの絵はなぜ左右で作風が違うの!?巨匠たちからのミステリーを解く。美術界の謎オールカラー27話。
目次
第1章 モチーフ(消された蝋燭の火、白百合、ネズミ捕り…祭壇画の小道具に秘められた謎 『メロードの祭壇画』―ロベルト・カンピン;石棺に刻まれたメッセージの真の意味とは 『アルカディアの牧人たち』―ニコラ・プッサン ほか)
第2章 宗教画(3枚の『マグダラのマリア』の乳房が徐々に隠されていったわけとは 『悔悛するマグダラのマリア』―ティツィアーノ・ヴェチェッリオ;農民画家ブリューゲルが「バベルの塔」を描いた理由 『バベルの塔』―ピーテル・ブリューゲル(父) ほか)
第3章 モデル(美女が美女の乳首をつまんでいる理由 『ガブリエル・デストレとその姉妹ヴィヤール公爵夫人とみなされる肖像』―フォンテーヌブロー派;なぜ家族はバラバラの方向を向いているのか 『ベレッリ家の家族』―エドガー・ドガ ほか)
第4章 技法・構図(ゴッホの筆遣いがうねっている本当の理由 『星月夜』―フィンセント・ファン・ゴッホ;2枚の集団肖像画に秘められた謎とは 『ニコラース・テュルプ博士の解剖学講義』/『隊長フランス・バニング・コックと副官ウィレム・ファン・ラウテンブルフの市警団(夜警)』―レンブラント・ファン・レイン ほか)
第5章 画家の想い(なぜ掟破りの真正面から自画像を描いたのか 『1500年の自画像』―アルブレヒト・デューラー;登場人物が複雑に並ぶ群像画に秘められた謎とは 『ラス・メニーナス(女官たち)』―ディエゴ・ベラスケス ほか)
著者等紹介
木村泰司[キムラタイジ]
西洋美術史家。1966年、愛知県生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンのサザビーズの美術教養講座にてWORKS OF ART修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、さまざまな講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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