出版社内容情報
日本の風土や文化から生まれた「和の言霊」を100枚を超す写真と共に紹介。日本人の肌に馴染む言の葉が心に彩りと潤いをもたらす。
内容説明
本来とは使い方が違ってきたものや、現代の美意識・感覚でも通じるもの、失われた和の心を思い出すものまで、今でも使える大和言葉をお届けします。
目次
第1章 自然・場所
第2章 時間
第3章 気持ち・思い
第4章 行動
第5章 景色・雰囲気
第6章 季節
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
38
目で見る本。もちろん言葉も美しい。でも、解説もいいんだけれど写真が秀逸。文庫でこれだけ美しい写真が載っていてこのお値段はお値打ち。学生時代に古典を学んだ者にとっては懐かしい言葉、大好きな言葉が沢山。今の若い人にも知ってもらいたいし、今でも使える言葉が沢山あるんだから使ってほしい。インスタ世代を狙った本かもしれないけれど、ビジュアルから豊かな言葉の世界を味わってくれるのならば、それはそれで本望というもの。美しい日本の言葉を失くさないためにも、知ってほしい。四季折々が温暖化で失われていく今、言葉も景色も貴重。2019/10/12
ギンちゃん
25
聞いたことはあっても使ったことがない言葉や、「大和言葉」と意識せずに使っている言葉があったりして「言葉」って面白い。同じことを表すにも季節やその時の心情など、選ぶ言葉の使い分けができたりしたらきっともっと「言葉」が楽しくなるんだろう。2018/05/05
らいしょらいしょ
6
帯に書かれた「日本人が忘れていた和の心」云々というのには全面的には賛成しないが、言葉に合う美しい写真にはとても惹かれた。大和言葉であれば美しい、というわけではないけれど、この様子や情景をこんな言葉で表せるのに、というのに知らないというのはもったいないこと。言葉は豊かに受け止めたい。知らないよりは知っていたほうがいい。2017/11/16
かずさ
1
言葉と写真で癒やされた。 知っている言葉は多いが、語源や使い方や使い方を知らないものが多々。ゆったりと学べる。2023/05/26
蓮華
1
日本って、日本語って美しいと、心から思いました。写真も美しくて、何だか癒された気がします。2021/05/28