出版社内容情報
「香水で仕上げをしない女に未来はない」「醜さは許せるけどだらしなさは許せない」シャネルの言葉にある「自分」を貫く美しさとは。
内容説明
「私は、私の人生を作り上げた。なぜなら、私の人生が気に入らなかったからだ」。貧しい子ども時代を経て、「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築き上げ、莫大な富と成功、愛を手にしたシャネル。彼女は社会の枠組みや常識を嫌った。「私の頭のなかに秩序を押しこもうとする人々が嫌い」。コルセットをはずし、大きな帽子、華美なドレスを捨て、シンプルなリトルブラックドレスを作った。富を誇示するための宝石を嫌い、イミテーションジュエリーを大流行させ、お金とおしゃれを分離させた。シャネルは、自分が自由に生きることで、その生き方にふさわしい服を提案し、女性の生き方に革命を起こした。シャネルの生涯で、強く情熱ある言葉を集めた一冊。
目次
はじめに―「女の生き方」に革命を起こした人
1 美―醜さは許せるけど、だらしなさは絶対許せない。
2 恋愛―私の愛する人は、私の意欲にけっして水をさしたりしない人だった。
3 ファッション―シンプルで、着心地がよく、無駄がない。私はこの三つのことを自然に、新しい服装に取り入れていた。
4 仕事―誰も私に何ひとつ教えてくれなかった。私はすべてを自分ひとりで覚えた。
5 人生―私はこうなりたいと思い、その道を選び、そしてその想いを遂げた。
著者等紹介
山口路子[ヤマグチミチコ]
1966年5月2日生まれ。作家。核となるテーマは「ミューズ」、「言葉との出逢い」、そして「絵画との個人的な関係」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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