内容説明
怪談を語るにあたって、必ず通るのが学校の怪談。今も昔も、学校には幾多の怪異が潜んでいる―。懐かしき思い出は、楽しいものばかりでしたか？「無人のプールに現われた謎の男子生徒」「真夜中の体育館に潜む死んだはずの女学生」「廃校となった山奥の校舎に蠢く黒い影」…芸人怪談家「ありがとう」のぁみによる、待望の書き下ろしデビュー作！
目次
山奥の廃校
旧校舎のトイレで
真っ暗な森の中から
見えるチームメイト
シャワー室
見つけた
宿直奇談
大きい影
図書室の囁き
石炭置き場〔ほか〕
著者等紹介
ありがとう・ぁみ［アリガトウァミ］
１９８２年、山口県出身。怪談企画の様々なテレビ番組やイベントなどで優勝やＭＶＰとなり、各メディアからも「第二の稲川淳二」「怪談界の次世代のエース」などと称され紹介されている芸人怪談家。『ありがとう・ぁみの學校奇譚』がデビュー作である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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夢追人００９
130
男性作家「ありがとう・ぁみ」さんのデビュー作品集は、彼のフレンドリーな性格が前面に出てとてもいいですね。話の終わりに彼が体験者と交わす嬉しそうな会話を読むと彼の心からの怪談愛が感じられて恐怖も吹き飛ぶ爽やかさですね。『大きい影』中学校の林間学校で山奥の体育館もある宿泊施設で肝試し大会が予定されていた所、突然大雨が降り出して館内でやる事になる。いざ始まると生徒が窓の向こうからじっとこちらを見る人を目撃したり、先生の耳元で「肝試し、やらせないよ」と男の声が聞こえたりして全員が坐っていると一際大きな影が見える。2020/12/24
澤水月
22
怪談動画やイベントで人気芸人さんとか。どうぞその世界でご活躍を。活字の世界は向かないと思います。小田イ輔さんの怪談に乗り鉄音鉄がある如く「読み怪談」（怪談「本」マニア）があるという、我らには読み古した内容、脅し順番違い、会談後の雑談延々載せるとか冗長かパンチ足りないか… そちらの世界（イベ怪談？）で人気なのですから経歴汚さないで良いと思います。初めて怖い話に触れる未就学児にはいいかもしれません2015/11/13
鬼灯の金魚草
12
なんか残念。2016/09/03
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
5
怪談の宝庫ともいえる学校。怪談好きな人なら学校の怪談は何度も耳にしたことがあるに違いない。しかし、どれも同じではなく、様々な背景をもとに語られる。怪談の語り手、ありがとう・ぁみがそれぞれを紐解いていく。 *** 怪談話の王道中の王道、学校で起った怖い話ばかりを集めた一冊。怪談師として有名なありがとう・ぁみさんが書き下ろした一冊。（帯に処女作と書いてあるので、これが書籍としては初めてなのかな？）テレビ番組の実話怪談倶楽部などで語っている様は見たことがあるが、書籍は初めて。2021/08/16
RXW
2
つまらん。買って損した。2015/12/03
