出版社内容情報
人はひとりで生まれてひとりで死ぬ――命ある限り自分らしくありたい。暮らしの技術を磨いてひとりを生きる準備をしよう。
内容説明
年を重ねることは、より個性的になること。逆算をして生きる、家庭内別居のすすめ、群れない美学―ひとりの準備をし、暮らしの技術を磨く、名エッセイ集。
目次
第１章 死ぬまでにしておきたいこと（逆算をして生きるということ；やっておきたいことのリスト ほか）
第２章 ひとりの準備（ひとりを生きるためのリフォーム；夫とのほどよい距離 ほか）
第３章 私にとっての贅沢（上質な時間をゆったり過ごす；読書ざんまいの幸せ ほか）
第４章 暮らしの技術を磨く（母が残していった着物；クローゼットを工夫する ほか）
第５章 人との縁をどう育むか（群れない美学；ほんとうの友とは ほか）
著者等紹介
下重暁子［シモジュウアキコ］
１９５９年早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年ＮＨＫに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経た後、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。財団法人ＪＫＡ（旧：日本自転車振興会）会長等を歴任。日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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団塊シニア
50
「群れのなかの一員として生きるより群れずに一人で生きることに耐えられる人間でいたい」という作者の人生観はなぜか、曽野綾子氏、五木寛之氏、村上龍氏と共通するものを感じる、生き方を問うエッセイ好きです。2015/09/15
mari
15
タンタンと自分を語っておられます。参考にさせていただきます。2015/09/03
K K
3
わたしも群れる日本人が嫌いなので大いに共感しました！自分の意思ですっくと立ち、自律、自立した人は、男も女も美しい。あくまで他人に迷惑をかけずにしかし、一人しなやかに生きていく孤高の人は大好きです。自分もかくありたい。犀の角のようにただひとり歩め2016/05/15
dice-kn
2
著者の性格、生き方が良くわかる内容。個人的にはレベルが高いなーと思うところもあれば、等身大に感じられる（共感できる）部分もあった。周りに踊らされず、自分の心の声を聞き、それに素直に行動することが、自分らしく生きることだなと（当たり前ですが）。自分の生き方、スタイルを考えようという気になりました。2016/08/31
