ビジュアルだいわ文庫<br> 仏像礼讃

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ビジュアルだいわ文庫
仏像礼讃

  • 籔内 佐斗司【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 大和書房(2015/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784479305378
  • NDC分類 718
  • Cコード C0170

内容説明

仏教が伝来して以降、千数百年間、無数の人たちの手によって造り続けられてきた日本の仏像たち。なぜ仏像は日本人の心をとらえて放さないのか。どこまでも優しげな面貌、拝する者に畏れを抱かせずにおかない相貌…、一体なぜ、そのようなお姿をしているのか。「せんとくん」の生みの親が、各地の仏像を時代順に訪ねながら、その魅力にせまる。新しい拝観手引!国宝も秘仏もオールカラー90点。

目次

序章 「仏像礼讃」を始める前に
第1章 飛鳥白鳳時代(釈迦如来坐像―奈良・飛鳥寺;釈迦如来坐像及両脇侍像―奈良・法隆寺金堂 ほか)
第2章 奈良時代(執金剛神立像―奈良・東大寺法華堂;不空羂索観音立像―奈良・東大寺法華堂 ほか)
第3章 平安時代前期(兜跋毘沙門天立像―京都・東寺(教王護国寺)
五大明王―京都・東寺(教王護国寺)講堂 ほか)
第4章 平安時代中期―10~11世紀(千手観音菩薩立像―京都・東寺(教王護国寺)宝物館
広目天立像―京都・六波羅蜜寺 ほか)
第5章 平安時代後期(阿弥陀如来坐像と雲中供養菩薩像―京都・平等院;九体阿弥陀如来坐像―京都・浄瑠璃寺 ほか)
第6章 鎌倉時代(不空羂索観音菩薩坐像―奈良・興福寺南円堂;維摩居士坐像―奈良・興福寺東金堂 ほか)
第7章 室町時代~江戸時代(十一面観世音菩薩立像―奈良・長谷寺;金剛蔵王権現立像―奈良・金峯山寺蔵王堂 ほか)

著者等紹介

籔内佐斗司[ヤブウチサトシ]
1953年大阪市生まれ。彫刻家。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。同大学大学院美術研究科修了。同大学大学院保存修復技術研究室助手時代の経験で得た古典技法をもとに、仏教的世界観や東洋的自然観を、「童子」というキャラクターを用いて表現。木彫作品のほか、ブロンズの小品や屋外作品も多数。2004年、東京藝術大学大学院文化財保存学保存修復彫刻研究室の教授に就任。第二一回平櫛田中賞受賞。平城遷都一三〇〇年祭の公式マスコットキャラクター『せんとくん』の生みの親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

50
コロナ禍の心の平安を得るために、この本を眺めたわけではない。多分3年前に(もう記憶があいまいで)奈良に「仏像三昧」の旅に出た。親切な「読友」さんのアドバイスで、とても効率的に、ゆっくり拝観できた。「如来」と「菩薩」の区別も知らず、ただただ,じっと観ていた。東大寺や興福寺や法隆寺などの有名どころのお寺を巡り、次々と現前する「国宝」などを、拝観。「国宝 阿修羅展」で、人垣のかなたにチラッと観た「阿修羅像」を間近に何回も、心行くまで拝観した。一番印象に残ったのは、中宮寺の「菩薩半跏像」の柔和なお姿だった。(続)2020/03/13

ホークス

36
2015年刊。著者は彫刻家で「せんとくん」の生みの親。本書は主に鎌倉期までの優れた作品を見開き2ページで紹介(カラー写真と解説)。お寺で見るのには及ばないけど迫力は伝わる。法隆寺の百済観音はスラリとした体躯、緩やかな曲線が聖なる存在を感じさせる。中宮寺の菩薩半跏像は穏やかさが際立つ。興福寺の阿修羅像を改めて見ると、六本の腕が作りだす幻惑的な空間に心奪われる。好みとしては東大寺の四天王像と新薬師寺の十二神将像にときめくし、唐招提寺の鑑真や東大寺の重源などの人物像は強い意志が伝わってくる。2024/08/10

てん06

17
文庫の見開きで1体の仏像を紹介。見開きの半分が写真、半分が解説。複数体で1組の仏像はその後のページで写真でもって紹介している。だからページ数の割にはあっさり読めた。仏像は作られた年代順に紹介されている。解説が、仏像についてというより、仏師やその仏像のある寺院について多く書かれている。仏像についてもう少し解説が欲しいところ。冒頭の、仏教の成り立ちが役に立った。写真が多いので見ていて楽しい。2017/09/23

bb

12
「せんとくん」作者の彫刻家・籔内佐斗司によるダイジェスト版仏像ガイド。仏教美術に苦手意識があったので、こうした敷居を下げてくれる本はありがたい。「仏様の顔が珍しいな」とか「大きくて迫力がスゴイ」とかの印象とは別に、純粋に「美!」と感じた仏像もいくつかあって(※具体名はコメント欄に記載)、個人的な好みの萌芽みたいなものも自分の中にあるかもしれない、と思うことができた。ここから色々と、できれば実際に、仏像を見て回りたい。2023/10/27

ちよこら

7
とっておきというだけに、本当に美しい、個性豊かな仏像(仏像だけじゃないけど)が美麗な写真と分かりやすく興味深い解説で楽しめる。清冽な表情、肉感的な表情、憤怒の表情…、本当に色々。歴史の教科書に出てくる国宝級のものも多いけど、やはりそれだけの素晴らしさはある。一番ドキッとしたのは、仏様じゃないけど、重源上人座像。枯れた頑固なお爺さんが本当に座っているようだ。ちなみに、私は最初からせんとくんはカワイイと思ってました。2016/03/14

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