だいわ文庫<br> 乙女(ヒロイン)でたどる日本史

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だいわ文庫
乙女(ヒロイン)でたどる日本史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479305033
  • NDC分類 281
  • Cコード C0121

内容説明

日本は世界で初めての女王を生んだ国だった―卑弥呼が登場する古代には多くの女帝を輩出し、後宮を彩った平安期を経て、武士の時代は、尼将軍・北条政子や「悪女」日野富子にはじまり、戦乱期には多くの女武将や大名の賢妻が活躍。大奥の実力者・春日局や篤姫らが江戸の幕政を動かし、近代は女権運動や芸能などの分野で次々と偉人が登場。知られざる歴史の真実、日本史は女性でつくられていた!

目次

第1章 王族の女性がリードした創成期(弥生~奈良時代)(卑弥呼―太陽神信仰が生んだ日本の女王;神功皇后―朝鮮征討と国内平定をなした皇后 ほか)
第2章 華やかな後宮の全盛と衰退期(平安~鎌倉時代)(藤原乙牟漏―平安京造営のきっかけとなった皇后;藤原薬子―朝廷を揺さぶった「薬子の変」 ほか)
第3章 女がはじめ、女が終えた戦乱期(室町~戦国時代)(日野富子―戦国時代のきっかけとなった「悪女」;上杉謙信―「謙信女性説」を検証する ほか)
第4章 多彩な人材が活躍した江戸期(江戸時代)(将軍家の娘1 千姫―薄幸の中に生きた悲劇の姫君;将軍家の娘2 東福門院和子―皇后となった家康の孫は一流の文化人 ほか)
第5章 社会変革に揺れた近現代の激動期(明治~昭和時代)(元勲を支えた芸妓1 木戸松子―売れっ妓から参議の正妻へ;元勲を支えた芸妓2 陸奥亮子―鹿鳴館を彩った社交界の華 ほか)

著者等紹介

山名美和子[ヤマナミワコ]
作家。東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京・埼玉の公立学校教員を経る。第19回歴史文学賞入賞。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会報委員会委員、鳩山町文化財保護委員/町史編纂委員、朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しあん

23
思った以上にボリュームがあって、読了まで何日もかかりました。歴史を彩った女性たちがそれこそ卑弥呼から李香蘭まで、古代から現代まで網羅されていました。著者の幼少期の思い出にもふれた柳原白蓮のくだりや、川島芳子のエピソードが特に印象に残りました。2019/12/26

花林糖

15
(図書館本)この手の本では珍しい方々や幕末以降も多く紹介しているのは◎。前半は楽しく読めたけれど、後半は少し流し読みでした。藤原乙牟漏が紹介されていてビックリ。2017/04/11

Tomoko 英会話講師&翻訳者

2
松陰の妹の文さんも紹介されています。2015/01/19

getsuki

2
以前の刊行物と比べると、幕末から近現代史のチョイスが増えたような印象。某大河や朝ドラが影響しているのかな?2014/11/08

於千代

0
タイトル通り女性をピックアップした人物史。 前近代はともかく、近代の女性はあまり知らないので一応の参考にはなった。ただ、意外なチョイスも多し。衣通姫や乙牟漏にページが割かれるとは。2017/10/15

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