だいわ文庫
記憶力を磨く方法―脳の力の伸ばし方がよくわかる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784479304203
  • NDC分類 141.34
  • Cコード C0195

内容説明

覚えるなんて、簡単だ―。脳の「クセ」を利用して、記憶をしっかり「定着」させれば、サクサク覚えて、忘れない。ちょっとした「刺激」と「コツ」を利用して、ぐんぐん記憶力を伸ばしていく方法。

目次

プロローグ 効率よく記憶するために脳のクセを知る(「このごろバカになってきた」という不安;人の脳は「忘れること」が得意 ほか)
第1章 脳を刺激すれば忘れない(脳を刺激しなかったら記憶力が衰える;毎日一〇万個の神経細胞が死んでいる ほか)
第2章 脳はこうして記憶する(記憶は脳の神経回路がつくっている;記憶の鍵を握るのはシナプス ほか)
第3章 脳を鍛える日常習慣(脳に「これは必要な情報だ」と思わせる;脳に刺激を与えるさまざまな方法 ほか)
第4章 試してみよう!記憶力をアップさせる方法(脳の潜在能力に個人差はない;「覚えたつもり」「面倒くさい」は記憶の大敵 ほか)

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年静岡県生まれ。薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科准教授。神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究

夏谷隆治[ナツヤリュウジ]
1949年、岩手県生まれ。サイエンスライター。武蔵大学人文学部卒。編集プロダクション(株)波乗社勤務を経てフリー。脳・宇宙・自然地誌・心理学・精神医学他のさまざまな分野において主に単行本の企画・執筆に携わる。文系・中高年・小中学生にも絶対わかるサイエンスを目指して活動中。ビジネス心理、メンタルヘルスをテーマに企業の従業員向け通信教育講座の企画・制作も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lee Dragon

26
落ちたのは記憶力ではなくて好奇心の方です。記憶には得意分野があり、発達過程によっても変化する。記憶の特長を活かして効率的な学習法を構築していきたい。睡眠、運動、食事大切。2018/01/14

はる坊

11
再読。これを読んで記憶力が上がったとは思えないけど、記憶するメカニズムは分かった。記憶の種類、LTP、記憶力が上がる方法...これらを知りたければこの本を読んでみてください。2015/08/08

shinjihm

6
「毎日10万個の脳の神経細胞が死んでいる」。それだけ聞くと心配になりますが、実際には脳の神経細胞は1000億個あり、普段使っているのはその10%。毎日10万個神経細胞が死んでも影響はないそうです。そんな脳の話からはじまり、記憶力をアップさせるために普段からできることを具体的に紹介しています。記憶は思い出すことで強化される。物を書いたり人に話すことで内容が反復されるので記憶に残りやすくなるんですね。また、ストレスが多い生活をしていると記憶をつかさどる海馬の神経細胞を壊すホルモンが出ます。一気に読めました。2016/06/05

hinako

4
本屋で見かけて面白そうだったので購入。結局「真剣に覚えようとするしかない」という結論だったような気がする・・・。とりあえずちゃんと運動しよう・・・。2015/04/04

yacchi

3
友達からおすすめ本。借りて読んだのだけど この手の物は 「解っちゃいるけど思う様にはいかないな~」」っていうのが本音です。2014/08/22

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