内容説明
自宅の小さなガレージから出発し、世界一の企業を築いたスティーブ・ジョブズ。彼が最後に残した教えとは?プレゼン、アイデア、交渉、仕事術…あらゆる常識の壁を打ち破り、世界を変えた男の哲学。
目次
第1章 リーダー術―人の潜在能力を最大限に引き出す
第2章 突破術―「常識の壁」を打ち破る法
第3章 交渉術―相手の「魂」を揺さぶれ
第4章 目標達成術―「時代の歯車」に耳をすませる
第5章 自己成長術―「執念」が最高の仕事をつくる
第6章 権力掌握術―きれいごとはゴミ箱に捨てろ
著者等紹介
竹内一正[タケウチカズマサ]
1957年生まれ。徳島大学工学部大学院修了、ノースウェスタン大学にて客員研究員として材料工学を研究。その後、松下電器を経て、1995年からアップルコンピュータ社でマックOSのライセンス事業、パワーマックのプロダクトマーケティングなどに携わる。現在、コンサルティング会社オフィス・ケイ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミズカ
5
「本質的な差別化が十分でない商品では、選択肢の多さは、かえって悪い結果を招く(P.183)」 i-tunesストアを当然のように使っていたけれども、その土台を作ることがどれだけ凄いことだったのか、言われてみて初めて気が付けた気がする。 ジョブズはとても偏屈な人だったという認識でいたが、彼が遺したものは沢山の人が動かなければ出来なかったことばかり。 「人に好かれる人は生涯年収が高い」なんて言葉を近頃よく見かけるけれども、「好かれる」の定義って何だろう?ということを自分なりに考える必要があるな、と思えました。2015/12/16
わい
3
ビジネス書というものはたくさんあるが、そこから学べる経営戦略であったり、格言などはいわばツールであり、即戦力としては役に立つ。しかしどれだけ優れたツールを集めたところで、たった一つの"哲学"には敵わないのだということを改めて実感した。先日読んだ「Googleの哲学」にしてもそうだが、こういった自分だけの哲学を明確に持ち、自分の言葉でそれを表現できるということが、公私ともに生きていくうえで最も重要なのではないかと感じた。圧倒的な偉人たちは、圧倒的で明確な哲学を持っている。その一部に触れられるよい一冊だった。2016/05/18
Kunihisa Abe
0
ジョブズの成功体験・失敗体験をベースにしながら、社会人として‘突き抜けること’を説く本の様な気がした。1つ1つのテーマに区切ってあるので、非常に読みやすい。2013/08/31
teika
0
本書を読むなら、ジョブズを成功者として盲信するのではなく、ある生き方として客観的に読むと良い。文中にはごくたまにジョブズと他者を短絡的に比較する内容があり、そこには若干疑問を感じた。しかし私が今まで娯楽として触れていた物の裏に列記としたビジネスがあるという視野を得て、興味深く感じた。2013/03/25
たかお
0
制約があるから素晴らしいものがつくりだせるーエド・キャットムル2013/02/22
-
- 和書
- さとうくんとすずきくん