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だいわ文庫
どうして「理想の自分」になれないのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 198p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784479303350
  • NDC分類 159.6
  • Cコード C0112

出版社内容情報

私はモテない女でした―。
自身の「さえない過去」も赤裸々に語りつつ、恋愛に悩む女性たちに向けた本。

精神科医だって失恋する。人間関係で悩んだりもする。
香山リカが「自らの体験」を書き話題をよんだ『I miss me.』待望の文庫化。
恋愛、人間関係、仕事、自分の性格など、悩める人たちへ贈ります。心が疲れているときは、時間をかけて少しずつほぐしていきましょう。

「世の中、変わっていくけれど、そういうものだ」
「なかなか理想通りにはいかないけれど、そういうものかもしれない」
こんなふうに目の前のことを受け入れると、次の一歩を踏み出してみようという力が必ずわいてくるはずです。
そして遠い遠い先ではなくて、足元をしっかり見ながら歩く人生には、これまでにはなかった発見、楽しみ、喜びがいっぱいいっぱいあるはずなのです。
「おわりに」より

■要領が悪くて損ばかり
■個性がないのが悩み
■落ち込んだときには「こう」考える
■他人が見た自分と本当の自分
■失恋の乗り越え方
■人を傷つける言葉
■寂しくてたまらない
■ありがとうと言われたい中毒 ......他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらっくす

2
女性視点ではあるが、気付かされる部分がたくさんある。日々の生活をいかに自分の価値観だけに頼っているか、それにより偏った見方になってしまっているか。自分の考え方だけでひたすら悩んで落ちていくのは勿体ない。そんな視点があるのかと驚くことも救われることもある。こうあるべきという観念が強くなると余裕も柔軟性もなくなる。それは自分の描いた幻想に囚われているから。今はつらくても寂しくてもエネルギーに変えることもできる。世界にはいろんな形をした幸せが転がっている。ふと見渡してみると意外な幸せを見つけられるものなのかも。2020/07/07

peco

1
10年か15年ぐらい前まではこの人の本を夢中になって読んでたものだけどなぁ。精神的に大変な年月を送るうちに何かが変わったんだろう。私の中の感受性の何かが。今は読み終わった瞬間も中身が頭に残ってない。老化もあるだろうけどね。 プライドは他人を意識して持つものではなく自分自身の中にあるもの。これは忘れないでおこう。というより考えてみればその通り。幸せそうに見える人も決して幸せとは限らない。私のことだ。2016/06/13

あさみー

1
「小さなことに幸せを見出すことができるようになったのは、妥協なんかじゃなくて、こころが成長したから」まだ少し妥協なんじゃないか?と思ってしまう私は、まだまだ若いってこと。これからまだ成長できるんだ!と思うとワクワクしちゃいました。どんな価値観に変わっていくのか、自らの人生が楽しみになりました。2013/08/29

0
自信がなく、心の繊細な女性に対して現状を肯定して、そこからほんの一歩だけ踏み出してみようという元気をあたえてくれる本、なのだろうか? 著者自身が立派でないことを何度も繰り返しているが、医学部卒、大学教授のポストにあり、執筆活動やメディアへの露出もしている人間がそんなこと言っても、自信のない心の繊細な女性に果たしてひびくのだろうか。2017/02/24

paseri

0
「こうありたい自分」と「現実の自分」との乖離に苦しむ心理はよく分かります。最近少しずつ“ダメな自分”を受け入れられるようになってきたんですけどね…。心理学を学ぶと少しは生きやすくなるのかなぁと思いました。2016/04/19

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