内容説明
「自分が誰なのか」、セルフイメージを定期的にチェックする。両親に感謝の気持ちを伝え、お別れしておく。自分の内に潜む、びっくりするほど「ダークな自分」と出会う。人とのつき合いと学びにお金を惜しまず、人脈を金脈に変える。自分の死をイメージし、自分のお葬式の弔辞を書いてみる。―ベストセラー『20代にしておきたい17のこと』の第二弾。
目次
「すべてを手に入れることは不可能」だと知る
変えられることと、変えられないことの違いを知る
自分の勝ち(負け)パターンを知る
セルフイメージを定期的にチェックする
お金と真剣に向き合う
パートナーや子どもを持つかどうか決める
自分の居場所を決める
両親とお別れしておく
年齢の離れた友人を持つ
運を味方につける〔ほか〕
著者等紹介
本田健[ホンダケン]
神戸生まれ。経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」。独自の経営アドバイスで、いままでに多くのベンチャービジネスの成功者を育ててきた。育児セミリタイア中に書いた小冊子「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は、世界中130万人を超える人々に読まれている。『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとする著者はすべてベストセラーで、その部数は累計で300万部を突破し、世界中の言語に翻訳されつつある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっさん
125
★★★ 30代も残り半分となった今、あえて読んでみる。どれも意外と実践していて、思いのほか自分が充実していることに驚いた。〝自分にとっての幸せ、豊かさを定義する〟・・・結局はこれなんだよなぁ!2019/08/05
うりぼう
108
3月に30代で、この職場を去る人に何か贈ろうと思う。そこで選んだのが、この本。まず、自分で読んでから渡そうと思う。30代ですべきことを、50になってやっと始める。先日、母を亡くした身としては、№8の「両親とお別れをしておく」が心に沁みる。№11の「自分の内に潜むダークサイドを癒す」もその通りと思う。自己評価の低い人は、ストレスを溜めやすく、怒りなどの負の感情を持て余す。負の感情もあるのが当たり前、「喜怒哀楽」のそれぞれの感情を味わい尽くすことが、次に繋がる。この17のことが全てできれば、成功者間違いなし。2011/02/06
Yuki
81
自らに喝を入れたい30代の方は必読です。「もう手に入らないものがあるという事実に直面する」「20代はお金も時間もないが30代はそれらを使う自由もない」等、30代の心をえぐる指摘が盛りだくさんです。一方、「何が手に入るか計算できる」「表面的なものに振り回されずに中身を見る余裕が生まれる」等、30代だからこそできることがあると著者は述べています。個人的には、「子どもとの時間をもっと持てばよかった」と後悔する人が非常に多いことがたいへん興味深かったです。心の準備をする意味で、20代後半の方にもオススメです。2017/05/01
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
76
まだ早いかもしれないと思いつつも、いつまでも20代でいられるわけではないので、30代をどのように過ごせばいいか知っておこうと思い、先取り。とても大切な時期だというのは感じた。自分が30歳になった姿なんて想像できないけど、今よりも色んな意味で豊かになっていたいな。読んだら、色々考えてしまったので、あんまり思い悩み過ぎず、30代のことを頭の片隅に置きつつ、今は思う存分20代を謳歌したい。2017/05/18
ゼロ
71
20代にしておきたい17のことは、挑戦することに可能性を感じていた。20代は希望があるのだから、どんどんと行動していくべきだと。30代にしておきたい17のことは、希望と絶望の狭間にいると著者は言う。理想だけではなく、現実を見ていくべきだ。だが、現実を見るのが決して悲観的ではないと。内容としては、自分の制限をはずすこと、限界を知ること、運を味方につけること、ダークサイドを癒すことなど書かれていました。どれも大切なことであり、どれも直面しなくてはいけないこと。激動の10年にするか、しないかはあなた次第だ。2017/04/21