内容説明
「疲れやすくなった」「何をしても楽しめない」「決断力が低下した」―こんな気分に心当たりはありませんか?とかくストレスの多い世の中、こころの名医が“うつ気分”と上手につきあい、憂さを晴らすコツをアドバイス。ユーモアと愛情に満ちた、読むだけでホッとする気分転換のすすめ。
目次
第1章 「こころ」の黄色信号
第2章 ストレスと上手につきあう
第3章 “うつ気分”から抜け出すには
第4章 気分転換のすすめ
第5章 うつ病は必ず治る
第6章 “うつ”を生きる力にするために
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年、歌人・斎藤茂吉の長男として東京に生まれる。慶応義塾大学医学部を卒業。「心の名医」と定評のある精神科医として活躍する一方、執筆活動をとおして悩める人、迷える人へのアドバイスを続けてきた。2006年11月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
122
学習読書です。書かれているコトは当たり前で、今さらなんでしょうが、メンタルを患うとこの'当たり前'のコトへの距離感がどんどん遠く感じるようになります。私の職場に同期であり、部下でもあるメンタル疾患者がいますが、私も'経験者'だからこそ、寄り添える距離感でなんとかスムーズかつ平和に職場への復帰をサポートできればなと。しかし、彼を休職に追いやった上司が今もなお職場にいる以上、なかなか難しい現状です。気にするなといっても、無理な話でしょうからなんとか適度な距離感でやってくしかないんでしょうね。あとは本人次第。2020/11/06
しあん
20
これ、前の仕事の関係で買ったものの何年も積読本状態だったのをようやく読みました。けっこう古い本なのに、内容は古臭さを感じさせません。自分も鬱や燃え尽き症候群に陥りやすい傾向があるのは自覚しているので、日頃から気をつけているのですが、チェックリストは読んでいて耳が痛いものがありました。2017/05/07
ジャックン
2
今までちらほらと聞いてきたテクニックがこの1冊に凝縮されていた。心が動くようなことは書かれてなかったが、ガイドブック的なものとしては非常に良かった。また、期待しないーーのくだりは2年ほど前に自分で気付いて、実践してきたことだからこうして紹介されていて、少し嬉しくなった。また今度メモをとりながら再読したい。2015/10/13
kenpari37
0
心身のバランスを保つにはどうしたらいいのかと思いこの書を取った。著者の言葉の一つ一つによって題名にあるように、うつな気分がだんだん晴れてきた。一つ一つの文書が簡潔かつ分かりやすく書いてある。なので気分が乗らない時でも読みやすい。私は内向的な性格なので、本書の中での著者の指摘にドキリとすることは多々あった。だが、私が健全に生きていくには必要な指摘だと思う。2017/01/08
rukaruru
0
晴れなかった2013/02/19
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