内容説明
紀州藩主徳川吉宗の隠密を実質的に束ねる正木慎九郎。吉宗を八代将軍にすべく、江戸の内外で暗躍を続けている。七代将軍家継が病に伏し、八代将軍政権発足の準備が進むなか、王政復古の夢をみる公卿集団から先手の刺客が送り込まれた。御府内の中心に拠点を作り、要人の暗殺を実行しようというのだ。そして隠密と刺客の死闘が始まった―。シリーズ第一弾。
著者等紹介
宮城賢秀[ミヤギケンシュウ]
1946年、中華民国台湾省高雄市に生まれる。沖縄県那覇市の神原中学校を卒業後、数々の職業を経験し、現在は文筆に専念。時代小説の書き手として高い評価を得ている。日本文芸家クラブ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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