だいわ文庫
寿司屋のかみさんと総理大臣 内緒の話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479301448
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

時の総理大臣が町の小さな寿司屋にやってきた!VIPの来店に店はてんやわんやの大騒ぎ。現れた総理はテレビで見るより気さくでやさしく、いつしか「橋本さん」として常連客の仲間入りをする。極上つまみ「ハシモトサン」、職人芸の新子握り、特上長良川鮎の酢締め、ほっぺた落ちるホシガレイのエンガワ…、旬のネタと江戸前寿司と人情のおいしい話がたっぷり。

目次

第1章 お客さんは総理大臣(お見舞いちらし寿司;日本一とぼけた愛読者カード;どこかでだれかが見張ってる! ほか)
第2章 おいしいもの便り(「ハシモトサン」というつまみ;豪華盛り込み寿司の出前;鯛飯・ばら寿司ご飯対決 ほか)
第3章 内緒の交遊録(お坊ちゃまとハシモト・ガールズ;プリンセス・ロック;白い杖のお客さん ほか)

著者等紹介

佐川芳枝[サガワヨシエ]
1950年、東京都に生まれる。市川市昭和学院高等学校卒業。銀行、社団法人信託協会に勤務ののち、東京・東中野の名登利寿司の主人と見合い結婚。デビュー作『寿司屋のかみさんうちあけ話』(講談社)が話題となり、「寿司、食いねェ!」としてテレビドラマ化される。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で第一三回椋鳩十児童文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tadashi_N

24
愛読者カードを出すことが、この話のきっかけ。人の縁は面白い。2017/03/05

退院した雨巫女。

11
《私‐図書館》おかみさんの本一度読みたいな、と思っていました。総理とは、橋本龍太郎さんのこと。ほのぼのしたエピソードと美味しそうな寿司の話に、母と妹に読むように勧めました。意外と妹が食いついたのが、びっくり。(妹あまり本読まない。)2011/05/19

James Hayashi

9
元総理大臣の橋本龍太郎が好きな人にはオススメするが、他の人には絶対勧めない本。書き下ろしらしいが、二番煎じだし、橋龍が訪問した寿司屋の話なので、全然興味が湧いてこなかった。出版社に文句を言いたくなるほどの出来。2014/06/05

mame

6
橋本元総理やご家族の、あったかい人柄が伝わった。2024/06/08

西澤 隆

4
表紙の「しましま」最初は海老の背かなと漠然と思って注文したのだけれどまじまじと見たら10枚付けの新子。橋本龍太郎という政治家に対しての評価は様々だから「エラい人をエラく扱って我々もその御縁で商売」みたいな匂いを感じてしまうひとも確かに多いのだとは思うが、一方で政治家はなんだかんだ言っても多くの人を動かすひとだから、いろんな意味で「おもしろい」人が多いもの。その面白さ、日頃とちがう顔をのぞき込めることを楽しめるならこの本は「!」だと思う。行きつけの店での常連と店主の親交をいいなあと思う僕には楽しい本でした。2020/10/02

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