だいわ文庫
耳袋秘帖 谷中黒猫殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479301172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

美人姉妹が住む谷中の“猫屋敷”で事件が発生した。姉妹の父親は、五年前に押し込み強盗で殺された海産物問屋のあるじであった。火付盗賊改方の長谷川平蔵(鬼平)が処理した押し込みの一件に、“猫屋敷”の事件は関係があるのか―。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第五弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県に生まれる。立教大学法学部卒業。1993年、『黒牛と妖怪』で第一七回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タツ フカガワ

60
黒猫で溢れる谷中の通称“猫屋敷”。美人姉妹が住むこの屋敷は海産物問屋四国屋の別荘だが、店は5年前に押し込み強盗に襲われ父が死亡し、盗賊たちも火盗改によって全員殺されたが、店にあるはずの一万両が消えていた。捕物帖と怪異が絶妙のバランスで描かれるシリーズ5作目。語り口のテンポの良さと意外な展開に、池波さんの“鬼平シリーズ”をちらっと想起。面白かったです。2024/07/15

kagetrasama-aoi(葵・橘)

37
「耳袋秘帖シリーズ・殺人事件シリーズ」第五巻。同心の栗田は剣の達人で、怖い物知らずの雰囲気醸しているのに、猫がちょっと苦手、その理由が化けそうだから……ギャップが面白いですよね。たまに、この頃のお料理が出て来るけど、「ちくりん」で出された”鯨の尻尾のところの肉を厚めに切って炙ったもの”って、美味しそうで食べてみたいです。あと「ねずみの恩返し」の嫁姑の話は笑えるようなそうでないような。全体を通じての謎は猫をヒントにしてすっきりとけて、納得です!最後の永代橋のシーンは史実なんでしょうか?知りたいです。2024/06/09

27
さくさくと♪坂巻さんが振られキャラになるとは^^;シリーズずっとそうなのかしら??お奉行様ほどじゃなくていいから、若い時はイロイロ経験しなきゃね。イイ歳の取り方したいなぁ。2016/06/15

うずら

15
耳袋秘帖その5・事件シリーズ第5弾。事件が起こったのは、美人姉妹が住む猫屋敷。長谷川平蔵の名が出たりして、面白く読めた。男前なのに、気になる娘にはモテない坂巻が切ない(笑)代わりに泣く栗田とのコンビもいい。2014/03/31

Kira

9
図書館本。生き物にまつわる奇妙な事件五篇を収録。根岸と五郎蔵の昔の稼業を描いた「箱の中の蝦蟇」が面白かった。2019/10/13

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