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だいわ文庫
実録・天皇記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479300724
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まみぃ。

3
辛辣な言葉で綴られており、宮中や大奥を廓と同じと言ったり、女を血のリレーのための効率の悪い繁殖のための器のように言ったり、予想外の内容もあったけれど、天皇家側からみた政治や時代の流れを知ると、今まで知らなかった有名志士たちとの関係性などが見えてきて、日本の長い歴史を紐解くと、天皇家は切っても切れないものなのだと改めて感じた。本文より『天皇の〝血〟が入っているのは何も宮家ばかりではない。〝血〟の点のみからいえば、日本中の大部分が宮家である。』日本人の民族意識は、こういったところから来ているのかもしれない。2015/05/31

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

2
血のリレーという禍々しい皇室。今上天皇のその禍々しさを一切感じさせない高潔さは、これは血ではなくて第125天皇秋仁という人でしかありえなかったこと。ヒロノミヤには望むべくもない。はしがきの資料にあった聖書に触れた部分で、まったく男ってのは誰に産んでもらっっと思ってんだ!!!!!自分を産んだ女をどうしてそうも貶めることが出来るんだ!!!!!2012/12/31

Gen Kato

1
昭和20年代は現代より発言しやすい時代だったのかな。「玉」を利用した人間たちの歴史が皮肉に語られる。歴史上の人物像を、当時の政治状況や人間評価をからめて断じたあたりも面白い。われわれはみな「万世一系」であるとか女性の血筋を無視した系譜の無意味さ、「人間」天皇への同情も、60年前の方が冷静な批判力で語れている気がする。2016/11/28

1
俺も宮家2013/08/04

まし

1
和宮降嫁を「斜陽族の美しい娘が・・・新興成金のバカ息子のところへ」等といった歯に衣着せぬというか、くだけた表現でばったばったと切り捌いていく。ただそれらが単に上っ面だけの例えや放談ではなく、本質を突いていて説得力がある。だから、これは天皇を象徴とする日本人あるいは日本社会論なのだと思う。 2012/08/25

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