内容説明
代表的な古典落語200題の「あらすじと落ち」を解説。さらに、入手可能な「名盤CD&DVD」を660チョイス。まったくの初心者から掘り出し名盤を探すマニアまで、落語ファンのすべてに贈る実用的落語事典。
著者等紹介
矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年、東京に生まれる。芸能評論家。1962年、「精選落語会」をプロデュース。落語をはじめとする演芸や演劇の評論・評伝を数多く手がけている
草柳俊一[クサヤナギシュンイチ]
1953年、横浜市に生まれる。日本大学芸術学部卒業後、スタジオやレコード会社で音楽専門の録音エンジニアとして働く。フリーランスになってからは、落語CDの録音・監修を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蒲公英之種
10
トイレに常備して、座ったら1・2題読む事を繰り返していたので、いつから読み始めたのかも覚えていない。 落語は好きだが初心者なので、勉強になり楽しいので、トイレで読むにはちょうど良い。 これだけの量を聞き、覚え、比べられる事が率直に凄いと思う。普段の生活でなかなか聞けないが聞きたいと思うし、その時には参考にしたい。 しかし、私はいつから小でも座って用を足す様になったのだろう。2022/11/25
Zen-zen
1
選者の一人が矢野誠一だから、志ん生・文楽・圓生らの録音が多くなるのは仕方ないか。圓生好きとしては嬉しい半面、もう少し幅広いチョイスにはならなかったのか、という気も。あらすじを読んでも面白さが全く伝わらないのは、落語というジャンル故か。2013/07/24
uchi93
0
光文社新書の京須偕充氏の本を読んでいたが、圓生師匠のライブ盤を探して。残念なのは、品切れ廃盤が多いので注意が必要。読了というよりガイドブックとして手元に置いておきたい。また、噺家からの索引があるとうれしい。2012/10/20