内容説明
強引な乗っ取りで大東急王国を築いて“強盗慶太”の悪名をとどろかせた五島慶太、オールバックのヘアスタイルに蝶ネクタイの怪人・横井英樹、進駐軍をバックに次々と買収を仕掛けた“昭和の政商”小佐野賢治、ジャパンライン乗っ取り事件に介入した“戦後最大の黒幕”児玉誉士夫、世界のメディア王と組んでテレビ朝日の買収を図った孫正義…。喰うか喰われるかの欲望劇場が幕を開ける。
目次
序章 ヒルズ族という乗っ取り屋
第1章 乗っ取りで築いた東急帝国
第2章 蝶ネクタイの怪人
第3章 戦後最大の黒幕vs政治家
第4章 昭和の政商の野望
第5章 買収王の敗北
第6章 住銀・イトマン事件の原点
第7章 新興仕手筋の跳梁
第8章 流通株買い占め騒動
第9章 青い目の大物乗っ取り屋
第10章 孫正義=マードック連合
著者等紹介
有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。1945年生まれ。1969年早稲田大学文学部卒業。三〇年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。