内容説明
「王子さま」ということばに抽象される1人の男性、いつか自分のそばにそれが現われるのではないかという期待。これは小女らしい一つの夢だが、おとなになってまで「王子さま」に憧れつづけるのは、おろかなことだ。「待つ」のでは「愛する」ことが小女から脱した女のすることだ。
目次
1章 人は愛に何を求めるか―心に育てるべきものとは
2章 “その人”と出会ったら―一生を共にする決意を固めるときに
3章 内面から溢れ出る美しさ―女としての魅力を磨くために
4章 女の意識の底にあるもの―“性”に甘えない生き方とは
5章 自分と他者とを継ぐきずな―生きる日々に深めたい知恵
6章 生きるよろこびを手探る―かなしみに耐える“強さ”を持ちたい