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内容説明
空前の大ベストセラー『愛と死をみつめて』の姉妹篇!死の間際まで書き記した心の軌跡。
目次
1 日記―1962年7月~11月(二年ぶりの再会;オムレツを作ってあげた;大人になったと思う;顔の形が変わっていくようで恐しい;思い出の屋上で話す ほか)
2 日記―1963年1月~6月(新しい年を迎えて;結婚は出来ないと思いながらも;結婚しようとマコは言うが;ただ毎日がすぎていく;どうしようもないあきらめの気持ち ほか)
著者等紹介
大島みち子[オオシマミチコ]
日本中を感動の渦に巻き込んだベストセラー『愛と死をみつめて』の著者。映画、テレビ、レコードと相次いでマスコミの話題を独占し、全国に大反響を巻き起こした。1942年2月、兵庫県西脇市に生まれ、県立西脇高校二年在学中に発病。卒業までに入退院を繰り返す。1960年の夏、大阪大学附属病院に入院中に河野実と初めて出会う。1962年、同志社大学入学後の夏、再発。大阪大学附属病院に再入院するが、一度も退院することなく、1963年8月7日、長く厳しかった闘病の青春を終え、その若く美しい生命を閉じた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Montana
1
本の最初に載ってた「健康な日を三日ください」の文章に惹かれて思わずメモした!4月10日の日記からだった。みち子さんの感情のゆらぎにすごく共感できた。良いことがあった日には病気が治る事を、寂しくなってしまった日にはこのままでもいいやと放り出してしまいそうになる所。でも最近は、折れそうになることが一時も起きてはいけないのではなく、折れそうになったら立ち上がることに情熱を向ければ、折れそうになった事は必要なプロセスの一部に変わるのかもと思った。今読んでる違う本のセリフ「未来は常に過去を変えている」が引っかかった2025/03/21
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