出版社内容情報
与えられた問題しか解けない「学校秀才」はもういらない! 変化が多く、先の読みにくい時代には、自分で問題発見できる能力こそ必要である。
内容説明
直言。「学校秀才」はもういらない!変化が激しく、先の読みにくい時代に必要なのは、自分で問題を発見できる能力を持った人間である。
目次
序章 日本は今、どこにいるのか
第1章 学校秀才の限界
第2章 学校秀才の弱点
第3章 組織における管理職の仕事とは何か
第4章 名将必ずしも秀才に非ず
第5章 異質な人材を排するな
第6章 組織を発展させるために必要な二つの能力
第7章 組織における人間、四つのタイプ
第8章 人生の成功はただ一つではない
第9章 自分の地図を持て
著者等紹介
三浦朱門[ミウラシュモン]
作家。大正15年東京生まれ。東大文学部言語学科を卒業後、日大芸術学部の教職に就くとともに、第15次「新思想」に加わり作家活動に入る。昭和42年、社会と家族に於ける人間の関係を扱った『箱庭』で第14回新潮文学賞受賞。昭和60年4月~61年8月まで、文化庁長官として活躍。平成11年、第14回産経正論大賞受賞。同年、文化功労者となる。日本芸術文化振興会長、日本文芸家協会理事を務める
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感想・レビュー
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shosho
0
組織における人間の4つのタイプと、組織を発展させるための問題発見能力及び問題解決能力との関連性は、管理職向けのようだが考え方として参考になった。内容はあれこれ書かれていてタイトルと合ってていない気もした。2012/11/18
おーしゃん
0
最初の2章は、ひたすら高学歴者をDisるだけの駄文。ところが、管理職としてどうやって部下を束ねるか、という章は非常に興味深かった。「部下から信頼を得、結束しているチームであっても、それだけで十分とは言えない。同質化し危機感の欠如したチームは危険だ」という指摘は眼から鱗。だが、この次の章からは、唐突に、働く人を4タイプに分類し、最後は歴史上の人物を当てはめるという展開に。話があっちこっちに飛びまくった結果、結局、1冊を通じて何を伝えたかったのか、何だか良く分からない書だった。正に玉石混交の1冊。2011/08/21