内容説明
人生を豊かに生きるのにお金はいらない!買っても貯めても満足できないのはなぜだろう?ベストセラー『古くて豊かなイギリスの家便利で貧しい日本の家』の著者が書き下ろす“イギリス式質素で上質な生き方”のすすめ。
目次
はじめに お金があれば幸せになれるのか
1章 なぜイギリス人は倹約を楽しめるのか
2章 家は持った時が始まり
3章 質素でも満足できる食事の風景
4章 美と健康に金はいらない
5章 贅沢しないイギリス流余暇の過ごし方
6章 シンプルな生活にあきない秘密
7章 教育を学校だけに任せない国
おわりに 質素で上質な生き方のすすめ
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生まれ。大学在学中よりインテリア雑誌にアルバイトとして勤め、そのまま就職。編集者として住宅の取材を重ねる。28歳で恋愛・結婚をテーマにした月刊情報誌「ミスター・パートナー」を創刊、話題を呼ぶ。19歳の時に初めて訪れたイギリスの街並みに魅せられ、以来渡英は40回を超える。現在は音楽情報番組のパーソナリティで「ミスター・パートナー」の編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらりら
7
名著に出会えた事に感謝します。ノートしながら読みました。イギリスと日本を的確に比較されており、何故の疑問を解消されている様は大変勉強になりました。読みすすめていく内に気ずいたのですが、イギリスの考えって以外に京都人のもつ考えと酷似しているのではないかと思えました。せっかく学んだ知恵は生かして行こうと思います。2018/06/10
T Kashima
4
イギリス人のライフスタイルを基にした日本人への諭旨本です。 質素に豊かに暮らす生活の大切さを紹介してくれます。 日本人ならではの見栄や融通の利かなさを考えさせられる一冊でした。2014/12/02
ゆかたん
4
イギリス社会のシステムは羨ましいなと思った。日本にいる、自分は何を目指して、どんな風にすれば満たされるのか、考えてみたい。2014/02/15
拓陽(いっぽまえへ)
4
もう日本人の痛いところを存分に、しかも的確に指摘して頂いた良書でした。イギリスの質素で良質で、自然と共に自然に生き、本来の人の優しさや思いやりを大切に生きていく姿は共感できました。なぜ日本人には、できないの?と言われているようで。エコノミックアニマルと呼ばれるころから、これらの大切なことを置き去りにしてきたように感じる。そしてアベノミクスで盛り上がり・・・・。ちょっと変換には時間がかかりそうか。2013/06/09
qtu
3
これといって、すぐ何かを変えようということはないが、暮らしの手帖みたいなもので、じぶんのふかいところに沈んで、いつか役に立ちそうな内容2016/08/14