内容説明
フランス人の目から見た少子化日本の子育て事情。日本で出産・子育ての中の著者が、日本の小児科医や若い母親たちを取材し、子育てに関するあらゆる出版物を分析して見えてきたものとは。
目次
第1章 息詰まっている若い母親たち
第2章 なぜそれでも子供を持つのか?
第3章 ニッポンの父親は、自分の子供を愛しているのか?
第4章 「いいお母さん」になるための十カ条
第5章 働く母親たちの功績
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
29世紀
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☆2☆描写がリアルで、負の部分にスポットをあてているため、暗い。結論や解決策がないため、ただの愚痴で終わっている。なぜ産まなくなったか…それは大変だから。それが周知の事実だから。ではどうすれば産むか?はない。 【母親を縛り付ける日本の風習・母親の気持ちを代弁・母親が殺意を抱く瞬間・孤立した日本の母親・日本の構造的問題を分析】2008/08/01
seiji3982
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再読。この本の冒頭、90年代初頭に大騒ぎになった合計特殊出生率の低下は、女性が置かれた環境と男の逃げっぷりが原因ではないかと語られる。この頃に、意識変革を促さなかったことで、もはや手遅れなのだよ。国難?笑うね。 個人的には、20年前に読んだ時につけた付箋のうち半分が、どの文につけたのか不明なのが、無念。 2018/02/11
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- 和書
- 八十歳の「戦後」