出版社内容情報
実用英語の背景になっている聖書の世界、および彼等の発想を解説。聖書の背景がわかれば、英語が上達は早くなる!
内容説明
本書では、聖書および英語圏文化に長い間親しんできた筆者が、英語とそれを使う人々の、文化的背景になっている聖書の世界を解説し、ワンランク上のレベルの高い英語を使えるように手助けする。
目次
1 「契約社会と英語」がわかる
2 「人間関係と英語」がわかる
3 「心の安らぎと英語」がわかる
4 「聖書的価値観と英語」がわかる
5 「英語表現の中の聖書」がわかる
6 「学問と英語」がわかる
著者等紹介
木下和好[キノシタカズヨシ]
元NHK「おもしろ英語塾」教授。1946年静岡県に生まれる。高校2年の時、全国英語弁論大会で優勝。1975年米国ボストンのジーシーティーエス卒業(修士号:聖書言語専攻)。1984年カリフォルニア大学院からLitt.D.(文学博士号)を授与される。1991年米国大統領朝食会に招待される。B.L.A.英語学院、B.L.A.留学センター理事長。Freparブロードバンドシステム役員。同時通訳、教材開発、講演などで活躍中
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感想・レビュー
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タミイ
4
欧米の生活文化や思想全般の根っこにある「聖書」から生まれた英語キーワードや独特の表現、聖書の原語(ヘブル語・ギリシャ語)から派生したグループ別英単語などと共に、「聖書」のアメリカ社会への影響や、我々日本人と欧米人との違いを分かりやすく解説する一冊。契約優先主義や自己アピール力、積極性、曖昧な返事を良しとせずハッキリ言葉に出して伝える姿勢、年功序列ではなく能力や人格が尊敬の対象となる点など、欧米人の考え方や英語的発想を深く理解する上では、英単語の丸暗記よりよほど大切な背景知識だと思う。読みやすく面白かった。2017/06/24
HedgeHogs
1
・正しい決断は常にMinorityから ・自由意志、個人主義、責任 ・薬指は心に直結(ローマ人) ・in health and sickness, in prosperity and in adversity ・honesty does not pay ・ask and it will be given ・real intention/professed position ・make haste slowly ・a slip of the tongue 2015/05/15
ざっと
0
英語の学習用の本ではないが、聖書由来の社会形質の特徴、聖書が与えた影響を分かりやすくまとめていたと思う。しかし、日本文化との対比が重視されすぎていて少し疑問に思う部分があった。欧米文化部分でもあくまでステレオタイプ的な紹介として捉えたほうが良いかも。2023/11/18
Lambda
0
もう一度読みたい2023/01/25