出版社内容情報
世界的ブランドも実態は家内工業的メーカー。天才技術者あり、ペテン師職人あり。アナログ文字盤のオモテとウラガ楽しめる一冊。
内容説明
機械式時計のケースぎっしり人間臭い物語。世界的ブランドも実態は家内工業的メーカー。天才技術者であり超コリ性職人あり。アナログ文字盤のオモテもウラも楽しめる本。
目次
第1章 聖地訪問編(腕時計の二大聖地、バーゼルとジュネーヴ;腕時計の鉄人たち)
第2章 歴史編(機械式時計の誕生;17~18世紀に目覚ましく躍進した時計のメカニズム;大量生産の時代から腕時計の普及へ ほか)
第3章 基礎知識編(腕時計の共通語は英語ではなくフランス語;これだけ知っていれば、腕時計の通になれる用語知識;混ぜものによって、ゴールドは色を変える ほか)
第4章 注目ブランド・ヒストリー編(ロレックスとオメガ;伝統の、スイス時計ブランド;通好みの実力派ブランド ほか)
必見博物館
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ted
2
'00年4月刊。○前半が時計の歴史、後半が海外有名ブランドの解説。マニアだけに用語の定義やメカニズムについての記述が詳しく説明されていてよい。2018/06/12
さと
0
雑学ノートというにふさわしい本。歴史や基礎知識が分かりやすく説明されている。若干、頭でっかちになりそうな本である。この手の本を読んでしまうと、何十万もする機械式腕時計だけが本当の腕時計という錯覚にとらわれてしまう。確かに憧れはするが、すべてを保持することはできないことを考えると、美術品のような感じ。幸い、私があこがれるレベルの時計はちょっとした時計屋さんに行けば見ることができるレベルだし(笑)。2014/09/15