内容説明
米投資銀行で昇進を重ねた主人公・桂木英一。その運命は日本の金融再生と劇的に絡み合っていく…。元国際金融マンの著者が世界12ヵ国を徹底取材。邦銀再生に賭けるインベストメント・バンカーの闘い。
著者等紹介
黒木亮[クロキリョウ]
1957年北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学修士(中東研究科)。銀行、証券会社(ロンドン投資銀行部)、総合商社勤務を経て作家。2000年、国際経済小説「トップ・レフト」でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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4丁目の父ちゃん
13
上巻同様、難しいところは読み飛ばす。桂木と竜神宗一、どこで繋がるの期待したが....... M&Aチームに移った桂木、その後の邦銀復帰とりずむHD会長職と桂木の仕事は日本の銀行を大きく変えることとなった。それにしても成果主義の外資に飛び出した桂木の勇気は凄い。2018/02/23
HM
4
★★★★☆下巻は邦銀を舞台に巨大銀行の再編やソロモンの凋落、911などについて描く。淡々と進んだ上巻よりも面白い。2014/10/18
たに
3
★5 一切遊びはないが、事実に則り勉強にもなり、それでいて非常に楽しめる内容の小説だった。著者の作品は、おそらく一般受けはしないであろうが、こういった作家の方も必要である。2015/09/30
Shin'ichi Igawa
3
掛け値なしに面白かった。2015/09/10
asaka
2
後半の展開が面白かった2011/01/16