出版社内容情報
知っているようで良く分からないローマ帝国の栄枯盛衰。あれほどまでに繁栄した理由。繁栄した国家が如何にして崩壊するのか。
内容説明
現代にも通じる大帝国の論理がわかる!ゲルマンとの闘い、侵攻と報復の繰り返し。ローマ帝国衰退の真実がわかる。
目次
第1章 王政から共和政へ、初期ローマの変遷―古代ローマはどう興り、どう強くなっていったのか?
第2章 鋤と槍‐共和政を支えた人々―農民の軍隊はどのように戦ったのだろうか。
第3章 ローマの拡大‐世界帝国への道―なぜ、帝国になるまで、戦い続けたのだろう。
第4章 共和政の危機―巨大な「帝国」に合うシステムを求めて改革が始まる
第5章 元首政―オクタウィアヌスが作り上げた新体制とは?
第6章 元首政の主役たち―皇帝とその周辺で活躍・暗躍した人々の実相は?
第7章 ローマの平和―ほんとうに「人類史上最も幸福な時代」だったのか?
第8章 3世紀の危機―ローマ帝国は滅亡をどう先送りしたのか?
終章 後期ローマ帝国―そして、帝国は滅亡の時を迎えた
著者等紹介
阪本浩[サカモトヒロシ]
1954年、宮城県仙台市生まれ。青山学院大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程中退。現在は、青山学院大学教授。専攻は西洋史
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
らむだ
0
ローマ帝国初期~末期までわかりやすくまとまっていて読みやすかった。2017/12/01
Primavera
0
単に皇帝などの羅列ではなく、重要な時代は丁寧にまとめられていて、読んでいて楽しく、またわかりやすかった。ローマ帝国の歴史は長いので、どうしてもその終焉は曖昧になってしまっていたのだが、定説になっているゲルマン人の侵攻だけがその原因ではなかった点が理解できたのが大きな収穫だった。2012/05/03
mosao82
0
素晴らしく良くまとめられています。ローマ人の物語を読破した人がおさらいに読むのに良い感じ。2011/06/09




