出版社内容情報
創造力を発揮するために今の日本に欠けているものは何か。世界をリードする研究者の足跡をたどり、その独創性の源を探っていく。
内容説明
創造力を発揮するために今の日本に欠けているものは何か。なぜ日本人にノーベル賞は少ないのか。外国で活躍する研究者たちはなぜ日本に帰りたがらないのか。七人の「異脳」たちの足跡をたどり、その独創性の源を探る。
目次
第1章 日本を捨てた「青色の職人」―中村修二(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)
第2章 カーボンナノチューブでナノテクの世紀を拓く―飯島澄男(NEC基礎研究所主席研究員)
第3章 タンパク質の美学を追うポストゲノムの旗手―伊倉光彦(トロント大学教授)
第4章 細胞のコトバを運ぶ新規物質を追い求める―柳沢正史(テキサス大学サウスウエスタン・メディカルセンター教授)
第5章 独自に開発した技術でクローン研究に挑む―柳町隆造(ハワイ大学医学部教授)
第6章 世界の目を環境に向けた地球温暖化予測の先駆者―真鍋淑郎(前地球フロンティア研究システム領域長)
第7章 ノーベル経済学賞に最も近づいた日本人―雨宮健(スタンフォード大学教授)
著者等紹介
岸宣仁[キシノブヒト]
1949年埼玉県生まれ。73年東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。横浜支局を経て経済部に勤務し、大蔵省、経企庁、日銀、証券、経団連機械、重工クラブなどを担当。91年読売新聞社を退社。経済ジャーナリストとして、財政・金融、技術開発、知的財産権などに関する原稿を雑誌に執筆している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mosak15
gado
driver1988
issy