出版社内容情報
多様性はどれだけ必要なのか。生物群集の中でどの種が重要なのか。生態系の働きを分析しつつ、生物多様性のだいじさを訴える。
内容説明
生物多様性が生態系サービスを提供する方法は数限りなくある。生物多様性は地球の生きた富であり、人類の自然資本の中でも、最も大切な部分だ。生物多様性の意義を解明する一書。
目次
第1章 生命のはたらき
第2章 だれが重要なのか
第3章 生物群集の結びつき
第4章 水は生命の源
第5章 土壌の生命力
第6章 植物とその生産力
第7章 土地を形づくる力
第8章 気候と大気
第9章 それでも自然は必要か
著者等紹介
バスキン,イボンヌ[Baskin,Yvonne]
科学ジャーナリスト。Discover,Earth,Science,BioScienceなどの多数の雑誌に寄稿している
藤倉良[フジクラリョウ]
1955年生まれ。1980年東京大学大学院理学系研究科修了。1982年インスブルック大学大学院修了。環境庁地球環境部環境協力室室長補佐、九州大学工学部助教授を経て、現在、立命館大学経済学部教授。(財)国際湖沼環境委員会理事。理学博士。専門は環境システム科学。訳書に『生物の保護はなぜ必要か』(ダイヤモンド社)
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