内容説明
宇宙の放蕩息子・人間よ、正気に返れ。人が正気に返る唯一の道を示す書として全米で話題沸騰。自由奔放な発想、大胆な提言。この本は「勇敢なる」労作である。私たちに勇気を与えてくれる一冊だ。もちろん、単なる文明批評ではない。今日の重大な「エコロジー危機」に、太いつっかえ棒をしてくれる本である。
目次
1 心理学〔PSYCHOLOGY〕(「すみません、もう少しいただけますか?」―心理学、宇宙論、生態学の相関;現代心理学における魂の探求;石器時代の精神医学―推論による再構築)
2 宇宙論〔COSMOLOGY〕(宇宙の心―不可知論と人間原理;アニマ・ムンディ/ガイアを探る;かつて神がいたところ―深いシステムと新しい理神論;宇宙の最前線に立つ人間―オメガの意味)
3 生態学〔ECOLOGY〕(都市という名の疱瘡、父権制社会の自我;ネオン電話―呪われた過剰さの教訓;新しいナルシシズム;生態学的な自我に向かって;地球の世話をする)