出版社内容情報
「生きている」とは「流れている」ことだ。生体の論理を破壊し、阻害する、現代医学に警鐘を鳴らす。
内容説明
いま、薬とは何かが問われている。「生きている」とは「流れている」ことだ。西洋医学の用薬法はからだの言い分を聞こうとしない。生体の論理を破壊し、阻害する現代医学に警鐘を鳴らす。
目次
プロローグ
第1章 薬毒一味論
第2章 西洋医学の用薬法とは何か
第3章 「吐・下・汗」法とは何か
第4章 「治る」とはどういうことか
第5章 薬が「効く」とはどういうことか
第6章 実の証、虚の証
第7章 降圧剤とはどんな薬だろう
第8章 動脈の若さ保持のすすめ
第9章 人体の生理に反する用薬法
著者等紹介
伊沢凡人[イザワボンジン]
1913年山梨生まれ。東京大学医学部生薬学教室選科卒業。その後、生薬「大黄」の生体内作用機構の研究で医学博士(旧徳島医大、現徳島大学医学部)。さらに針灸医学をも学ぶ。日大講師、東京都嘱託などを経て現在、漢法科学財団代表理事、漢法クリニック顧問、薬物療法・生薬療法カウンセラー。専門は薬物療法学で思想家
辰野高司[タツノタカシ]
1923年東京生まれ。1945年10月東京帝国大学医学部薬学科を卒業。東京理科大学薬学部教授、理化学研究所主任研究員を経て現在、理化学研究所名誉研究員。日仏薬学会会長。薬学博士
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