出版社内容情報
免疫とは何なのか。また病気になりにくくするために、生体防御力を高めるにはどうすればいいのか。
内容説明
究極の医療「生体防御力」で今を生き残るために!「比重論」「場の理論」を提唱した免疫学の権威で、日本移植学会理事長でもある著者が究極の医療「生体防御力」について語る。
目次
第1章 病気になる人、ならない人の違い(社会も取り入れたい「生体防御」という考え方;ハシカに二度かかる大人が増えたのはなぜか;「病気は医者が治すもの」と思ってはいけない ほか)
第2章 健康食品で生体防御を高める(出産直後の母乳に含まれている生体防御力;ガンで死ぬのではなく、日和見感染死なのだ;リウマチ症状の改善やアレルギー疾患の軽減 ほか)
第3章 免疫力がつく生活の知恵(外界からは適度の強さ、断続的な刺激がいい;なんでも“抗菌”のブームは生体防御力を弱める;連続性のある慢性型ストレスはダメージが大きい ほか)
第4章 成熟社会をどう生きるか(免疫系が働く前に外敵を撃退するのが理想;医療にまつわる行為が経済活動の中心になる;風邪をひいたいまの日本に生体防御力はあるか ほか)