内容説明
『会社にお金が残らない本当の理由』『裏帳簿のススメ』などのヒットメーカー岡本吏郎が贈る「お金」をめぐる知的冒険の手引き書。安直なノウハウやハウツーを否定しつつ到達するもっとも現実的で、もっとも不思議な成功法則。
目次
第1章 お金というもの(「よのなか」の仕組み;外食という出費のファクター ほか)
第2章 お金という夢を追いかけることに夢はない(「お金を貯める方法」のナンセンス;「夢」と「現実」 ほか)
第3章 お金とは何なのか?(お金は奇跡?;バナナの交換 ほか)
第4章 夢は捨てて、現実的に考える(「お金の貯め方7つの鉄則」を書かない理由;安田善次郎というモデル ほか)
第5章 この本での結論(お金という冒険)(実務家の夢物語;「測定」というメッセージ ほか)
著者等紹介
岡本吏郎[オカモトシロウ]
1961年新潟県生まれ。マーケティング・コンサルタント、税理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
20
コツコツ、節約、他の人と同じことをする(大衆行動)のが正しい訳ではない。2015/02/04
おおたん
10
個人的に良書。テクニカル論は一切なく、でも、精神論というわけでもない。著者と過去の偉人「本多氏、安田氏」の経験から導き出された「お金に対する姿勢」を読むことができる本だと思います。読めばわかりますが、個人的には「生け贄」の概念は、まさにそうだなーっと経験から感じました。エビデンスや科学的根拠、ロジカルシンキング的なことではなく、本質論や原理原則を大切に思っている方にオススメな本です。私は、著者の感覚と少し似ていて、親近感が湧きました。2020/05/17
おやつ
9
予想に反して散文、エッセイのように始まったので、あれ?なんだかスカスカな本を手にしてしまったか…?と思いましたが、読み進めるうちに密度が上がっていき、最後にはなかなかよかったな~という感想になりました。わからないところはわからないと書いてあるところに著者の正直さを感じます。生贄が必要という考え方は、かなりわかる気がします(本当は生贄ではなく、「愛」なのだと思いますが)。2018/08/04
kubottar
7
今テレビでは河本が生活保護の件で叩かれてるが、やはりあれも売れたからなんだろうなあ。お金がたくさん入ってくるということは出てもいくということ、それが心に響いた。2012/05/28
yc
4
災害時に結局頼りになるのはお金。人生で大金を使うのは結婚、車、旅行、不動産、保険...というものの最近は教育費と葬儀代、介護費用も馬鹿にならないと感じる2023/02/21