出版社内容情報
相場一筋の著者が語る相場格言集。あまたある相場格言を集大成すると、まさに良質の哲学書のように読めてくる。
内容説明
すべては相場格言に聞け!相場一筋40年の著者が語る相場格言集。
目次
第1章 相場と人間心理のゆらぎ
第2章 相場陣中訓
第3章 風雪に耐えてきた歴史的古金言
シカゴ相場語録
「いろはかるた」と「川柳」と「相場格言」
著者等紹介
鏑木繁[カブラギシゲル]
1930年台北州基隆市生まれ。1961年、投資日報社設立、代表取締役に就任、現在に至る。1976年、月刊『商品先物市場』創刊、編集長
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいけい
3
読み終えて、こんなにもたくさん相場に関する格言があるのかと思った。株・商品先物が主になっているのは時代的な影響と思う。相場の本質は人間心理。その動きが罫線・チャートに現れる。さまざまな格言で相場で繰り返される現象や注意点が指摘されている。古今東西の相場の格言には、先人の知恵が込められているのだと思う。全てが有効だったり通じるわけではないが、読み込み取捨選択することで、独自の相場の哲学を構築する助けになるだろう。本書は2002年発行。2005年にパンローリングから復刻版が出ている。今度はそれを読もうと思う。2020/11/08
鴨ねぎ
1
相場って何年たっても読めない、投資を始めた方はここ数年急激に増えたらしい、「投資始めました」は別に珍しくない。私もまだまだ勉強が必要な身、なるほどと思うことが見つかってよかった。2021/08/05
Humbaba
0
格言というものは,必ずしもあたるものではない.しかし,多くの人が格言を守らないからこそ脈々と受け継がれるものでもある.損を取り戻すために難平などをするのではなくて,負けを負けと認めることが大切である.2010/10/09