内容説明
戦後60年間、マスメディアとともに発展してきた日本の広告会社。しかし急速に進むグローバル化とネット化の大波を受け、真の変貌を迫られている。インターネットの巨人となったグーグルの脅威、地デジ放送の開始、世界的M&Aの盛隆…。果たして、日本の広告会社は勝ち残れるか。電通総研・前社長による渾身の提言。
目次
第1章 広告会社はこのままでいいか―過去形としての広告業
第2章 メディアの変貌
第3章 広告主の変貌
第4章 消費者の変貌
第5章 広告の変貌
第6章 広告会社は変わるか
第7章 広告会社の会計・財務の問題
第8章 広告会社の選択肢
第9章 広告会社の経営者論
著者等紹介
藤原治[フジワラオサム]
1946年、京都府生まれ。東京大学法学部卒。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。72年、電通入社。新聞雑誌局地方部に勤務。88年、世界平和研究所へ出向。その後、電通・経営計画室長、21世紀計画室などを経て2004年7月より電通総研社長兼電通常務執行役員などを歴任。2006年12月末退社。公共広告機構テーマ調査会委員。日本野球機構有識者懇談会会員。農地・農業用水等の資源保全施策検討委員会委員。経済同友会幹事・ITによる社会変革委員会副委員長などを歴任。近年、ネット時代におけるマスメディアの近未来について、各方面でさまざまな提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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