内容説明
本書は単なる一企業、一ブランドのサクセス物語ではない。まぎれもない、世界に一つしかない貴重なマーケティングの教科書である。
目次
プロローグ 「宇佐」には日本一が三つある―田舎企業がなぜナンバーワンになったのか
第1章 日本一の“酒”となった『いいちこ』
第2章 清酒を抜いた日本人の国民酒となった本格焼酎
第3章 単なる焼酎ではない独自の“酒”
第4章 高質なブランドイメージはどうつくられたか
第5章 おいしさは何に由来するか
第6章 マーケティング戦略の秘密
第7章 エクセレントカンパニーの条件
第8章 究極のブランドとしての『いいちこ』
エピローグ 世界に一つだけの“酒”を目指して―日本のマーケティングは『いいちこ』に何を学ぶべきか
著者等紹介
平林千春[ヒラバヤシチハル]
1947年長野県生まれ。法政大学社会学部中退後、雑誌編集長、フリージャーナリストを経て、1978年(株)コミュニケーションシステム研究所を設立。代表取締役に就任、今日にいたる。2005年4月より東北芸術工科大学(デザイン工学部)教授を兼ねる。日本ビジネス作家協会理事長、ソーシャルマーケティング推進協議会副代表、マーケティング人類学研究会主宰
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