価格優位戦略―高価格で収益を最大化する実践シナリオ

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478502532
  • NDC分類 675
  • Cコード C2034

内容説明

マッキンゼーが25年以上かけて築き上げたプライシング戦略の集大成。価格を上げる科学的方法論の解説。

目次

第1部 プライシングとは(価格優位はなぜ重要か;プライス・マネジメント)
第2部 プライス・マネジメントの3つのレベル(取引レベル;製品・市場レベル;業界レベル)
第3部 プライシングの応用(新商品のプライシング;ソリューションのプライシング)
第4部 特殊なプライシング(合併後のプライシング;価格戦争)
第5部 価格優位を目指して(ITの活用;プライシング・アーキテクチャ;プライシング変革4つの柱;マナーク・バッテリーの事例)

著者等紹介

マーン,マイケル・V.[マーン,マイケルV.][Marn,Michael V.]
1977年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はクリーブランド・オフィスのプリンシパル。プライシングの改善に関する分析的アプローチを多数開発した実績を持つ。1974年ハイラム大学卒業、数学の学士号取得。1976年ケース・ウェスタン・リザーブ大学修士号(オペレーションズ・リサーチ)取得。プライシング研究所顧問委員会委員、全米プライシング会議年次総会で1992年、93年、96年、2001年に議長を務める

ログナー,エリック・V.[ログナー,エリックV.][Roegner,Eric V.]
1994年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はクリーブランド・オフィスのパートナー。プライシング、マーケティングを中心にコンサルティング業務に携わる。1994年ケース・ウェスタン・リザーブ大学とロッテルダム経営大学院でMBA取得。1991年プリンストン大学で機械・航空工学学士。また講演も多数こなす

ザワダ,クレイグ・C.[ザワダ,クレイグC.][Zawada,Craig C.]
1997年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、現在はピッツバーグ・オフィスのパートナー。B2Bから消費者向けまで幅広く手がける。1992年ヨーク大学(カナダ)シューリッヒ経営大学院にて経営学の学士号取得、93年同大学院にてMBA取得。北米、欧州、南米各地でプライシング戦略に関する講演活動も行っている

山梨広一[ヤマナシヒロカズ]
マッキンゼー・アンド・カンパニーディレクター。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て1990年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。小売・消費財グループ、および自動車・アセンブリグループのリーダー。成長戦略、マーケティング、M&A戦略、組織変革、オペレーション変革などのプロジェクトに従事する

菅原章[スガハラアキラ]
マッキンゼー・アンド・カンパニープリンシパル。京都大学工学部卒業。同大学院修士課程修了。1992年マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。ヘルスケアおよびマーケティング研究グループのリーダー。事業戦略構築、マーケティング戦略立案、組織設計、および企業合併後のマネジメントなどを中心としたプロジェクトを実施
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

2
これは経営に近い人や、そっち方面を志向している人は読むべき本だと思った。マッキンゼーのシニアコンサルタントが書いて、原書は2004年に発行された本。マッキンゼーが25年間に渡って築き上げてきたプライシング戦略の集大成のような本で、ポケット・プライス・ウォーターフォールやバリュー・マップといったフレームワークも興味深かった。売上数量が変動しないと仮定した場合に、プライスが1%上がった時の営業利益などに与えるインパクトは、もっと真剣に考えるべきだと思う。「値決めは経営」と言った稲盛和夫氏の発言の深さが、ちょっ2015/12/27

tkokon

1
【ふむふむ】いかにもマッキンゼーな本(良い意味で)。価格戦略を、取引レベル・製品/市場レベル・業界レベルで、分けて考えるというのは参考になった。単品販売・バンドル・インテグレーション・ソリューションでそれぞれ売り方、値付けの仕方が異なり、ポジションを見誤ると悲劇。縦軸に「価格」、横軸に「認知便益」をプロットして価格の妥当性を判断するグラフが多数出てきたが、一番知りたかった「認知便益」の定量化方法がわからなかった。2013/05/13

雪だるま

0
1%の威力。1%値上げすると営業利益は11%増える。1%値下げ売上数量は3.5%増やす必要がある。2016/12/22

かわチラ

0
クライアントの価格戦略策定のために再読。2015/01/25

かわチラ

0
プライシングを戦略的に実行している企業は驚く程少ないとの指摘があるが、その通りだ。企業側で、値決めに資する情報や人材等の社内リソースを有効に活用できていない(しようとしていない)ことが問題である。本書は、プライシング戦略策定のための考え方の切り口を整理しており、考えるためのとっかかりとして参考になるところは多い。2014/01/13

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