出版社内容情報
新たに顧客を獲得するための投資と、既存顧客を維持するための投資バランスをいかにとるか。その決定基準を数字で示す。
内容説明
顧客獲得と顧客維持、どちらに投資すべきか。最新の情報技術と統計学の成果から、最適バランスを算出する。
目次
第1部 新しいマーケティング・システム(資産としての顧客のマネジメント;カスタマー・エクイティの4本の柱)
第2部 顧客戦略(顧客獲得;顧客維持;追加販売によるカスタマー・エクイティの強化;カスタマー・エクイティの最適化)
第3部 カスタマー・エクイティによるマネジメント(マーケティング・ミックス;カスタマー・エクイティ・アカウンティング;カスタマー・エクイティのための組織;カスタマー・エクイティの将来;カスタマー・エクイティ・テストによるマーケティング・マネジメント)
著者等紹介
ブラットバーグ,ロバート・C.[ブラットバーグ,ロバートC.][Blattberg,Robert C.]
ノースウェスタン大学大学院ケロッグ・スクール特別教授兼リテール・マネジメント・センター長。シカゴ大学経営大学院教授兼マーケティング情報技術研究所所長を経て現職。専門はデータベース・マーケティング、顧客マーケティング戦略、リテール・マネジメント、プライシング。ファースト・テネシー銀行(メンフィス)とプライス・チョッパー(ニューヨーク)の役員を務めている
ゲッツ,ゲイリー[ゲッツ,ゲイリー][Getz,Gary]
コンサルティング会社であるインテグラル社にて、激しい競争の中で会社の成長と発展を手助けすべく、カスタマー・エクイティの実践を指揮。インテグラル社はブラットバーグやトーマスといった著名な教授陣とコラボレーションしながら、最先端のビジネス・コンセプトを実用化している
トーマス,ジャクリーン・S.[トーマス,ジャクリーンS.][Thomas,Jacquelyn S.]
エモリー大学ゴイズエタ・ビジネス・スクール助教授。ノースウェスタン大学でエコノメトリックスを用いたマーケティングの研究でPh.D.を取得した後、スタンフォード大学でマーケティングの教鞭をとり現職。現在、顧客リレーションシップ戦略のモデル構築と応用を専門としている。教職に就く以前、医薬品業界(メルク社)に勤務していた経歴をもつ
小川孔輔[オガワコウスケ]
法政大学経営学部長。日本フローラルマーケティング協会会長。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1986年、法政大学経営学部教授、2002年より現職
小野譲司[オノジョウジ]
明治学院大学経済学部専任講師。慶応義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了、博士(経営学)。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手を経て、2001年より現職。専攻はマーケティング、サービス・マネジメント、顧客満足の理論と測定
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感想・レビュー
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Kohei Yamamoto
しのはら(か)