内容説明
新宿副都心の6倍以上の広大な面積が、高度情報化複合都市に生まれ変わりつつある。都市計画家は幕張に何を思い、何が必要だったか。“幕張の奇跡”として、今、世界の注目を集めている、「官民一体」の協力による巨大プロジェクト―その核心を公開!
目次
情報化時代の都市(情報化社会のうねり;世界は今やボーダーレス時代だ;情報化社会を視野に入れた都市;集中と拡散の意味)
アーキテクチャア・デベロッパーとは(ECの首都を睨むロンドン;文化の都パリの逆襲;情報化時代を牛耳るニューヨーク;情報創造のパイオニア、シカゴ)
コンベンションが都市を売る(情報都市の基幹産業として;コンベンション都市をつくるもの;新しい波―リゾートコンベンションの台頭)
なぜ幕張か(千葉をハイテク県に;広がる東京圏のポテンシャル;千葉的でないものをつくろう;房総がカリフォルニアになる;普遍ノウハウとの出合い;ゼロからのスタート;二万人の説得;都市開発はキーマンをインセンティブすることだ;今や、ローカリティは重要でなくなった)
幕張メッセのフィロソフィ(電脳都市東京の象徴=幕張メッセ;施設がニーズを創造する)
幕張新都心の形成(ビジネス・パーク構想;コンベンション都市戦略の本領;IBM誘致は都市開発の言語;コンベンションは街づくりの一環である)
明日へ向かうベイエリア(人の住む街づくり;都市開発の新しい手法;官民共同開発という新しいモデルづくり;土地柄を変えれば、街は再生できる)
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